「第1章 アイデアとは?」目次

第26話 アイデアの語源

この章も書き終える段階になって初めてアイデアの語源を調べてみましたら「イデイン=見る」というラテン語から来ていると言われているそうです。

 

なるほど、アイデアはイメージするところから生まれると説明していた話と合致しそうだということで少しほっとしました。

 

誰がどうやってどういう課程で「アイデア」という言葉を作ったのかは分かりませんが、日本に「アイデア」という言葉や「イメージ」という言葉に相当するぴったりと適した言葉が無いのが実に残念です。

 

21世紀になった今、アイデアはイメージから産まれると述べている何千年も前に既に理解されていたことなんだろうなと思います。

 

また私がこうやってアイデアについてまとめなくても色々と調べている内に気付かされましたが、既にその仕組みを理解しているであろう組織などの情報が出てきました。例えば、何かを研究するのに他分野の研究者をチームにするアメリカの大学があるというようにです。

 

恐らく気付いている人はたくさんいるはずなのに、何故一般の人が簡単に理解できる形でまとめられたものが無いのかが少し不思議でもあります。

 

最近は脳の機能の研究や解明が進んでいます。時期的に脳の解明が進んでくれていたお陰で私自身も持論について自身が持てるようになったのかもしれないと思っています。

 

インターネットの活用によって多くの人による集合知を産み出して行こうといった動きがあるように、結局はアイデアについてまとめようと思い付いた時期に恵まれたのでこのような試みを考えついたのかもしれません。

 

第25話 アイデアを考えてと言われても...

前回、前々回で「考える」という言葉、「アイデアを考える」という言葉の持つたくさんの意味にについて見てみました。

 

そもそも「アイデア」という単語が持つ意味、「考える」という単語が持つ意味を理解していないのに「アイデアを考える」ということを的確に理解して行動するのはどうやら難しいことのように思えます。

 

あなたがただ単に「動いて!」と言われれば、歩いたりして場所を移動したり、飛び跳ねたり、手足をバタバタさせてみたり、取り留めのない状況になるかと思います。

 

この例と同様に「アイデアを考えて!」と言われても、一体何をして良いのか、どの方向に向かって考えるのか、あなたの頭は動こうとしないのかもしれません。

 

仕事の中で例えばあなたの部下に「もうちょっと考えてみろよ」とか「何か良いアイデアは無いのか」と聞いても何も効果が無い場合も多いのでは無いでしょうか。

 

例えアイデア、意見を部下が出したとしても「練り直してみて」と更に曖昧な指示を出していないでしょうか。

 

良いアイデアが出ないのは、そんな曖昧な指示を出しているあなた自身に問題があるのかもしれませんね。

 

指示を出す際にはあなたが必要と考えて盛り込んでもらいたい【アイデアの種】を明示すべきですし、更には参考にしてもらいたい過去の事例や【アイデアの実】を資料と共に提示してあげる必要もあるわけです。

 

逆から考えるとあなたが自分自身に企画やアイデアを考えようとする際に同様の手続きが必要ですから、まずは目指すべきアイデアに利用できる【アイデアの種】を集めたり、参考になるアイデアを見つけたりするところから始めてみて下さい。

第24話 「アイデアを考える」とは?

前回は「考える」という意味自体を説明させて頂きました。それでは「アイデアを考える」とは一体どういう意味なのでしょうか?

 

「アイデアを考える」はどうやら一言で言い表せないですし、「アイデア」という単語の意味がその都度変化しそうだということが分かります。

 

例えば、

「問題解決のアイデアを考える」なら「アイデア」は解決策など作戦や策略といった意味が含まれています。

 

「売上アップのアイデアを考える」なら「アイデア」は戦略、戦術、計画などの意味が含まれています。

 

「ビジネスのアイデアを考える」なら「アイデア」はビジネスモデル、ビジネスプラン、ビジネスの役に立つことなど実に様々な意味に膨らみます。

 

もう少し簡単な身近なものであれば、

「遅刻しないアイデアを考える」なら「アイデア」は方法、手法、手段といった意味でしょうし、その中でも別に画期的なことではなく自分にあった最適解を求めるといった意味合いが出てきています。

 

これらからも分かるように「アイデアを考える」という文言は実に様々な意味になるため、人それぞれ解釈が異なる可能性が大きいと思われます。

 

また、ご自身が置かれる状況、立場などによって、その言葉や行為自体の意味が異なるわけですからその都度、頭を切り換える、つまりは「考え方」を切り替える必要があるわけですね。

第23話 「考える」とは?

さて、アイデアという言葉の持つ様々な意味を詳しく考えてみましたが、今度はアイデアを「考える」の「考える」とはどういう意味なのかを見てみましょう。

 

実は普段何気なく使っている「考える」というのは様々な意味を持っています。動作には歩く、走る、飛ぶなど様々なものがあることを考えますと「考える」という動詞は「動く」に近い言葉で頭の中で生じるあらゆることを包含した動詞と言えます。

 

日本語では、考えるという行為が指す意味には、思う、推測する、推量する、見つける、気づく、比較する、探す、構成する、悩む、解くなど様々なものが含まれているようです。(※国語辞典には適した解説を見つけられなかったので国語学的には間違っているかもしれませんがアイデアを考えるという意味を理解するための解説とお考え下さい)

 

また、アイデアとしての考えるという意味は、自分の脳にアクセスする(思い出すの意味に近い)、自分の脳に情報を書き込む、自分の脳に問いかける、自分の脳に指示を出す、記憶を引き出すといったことが重要だと考えています。

 

それでは、例を挙げて違いを見てみましょう。例えば、

「この文章問題を考える」なら文章を読んで出題者の意図を見つけるという意味でしょうし、

「この計算問題を考える」なら数式を用いて解くという意味でしょうし、

「この違いを考える」なら比較するという意味でしょうし、

「次の手を考える」なら戦略を立てるという意味でしょうし、

「新しい計画を考える」なら思いつきの意味が含まれますし、

「昨日の事を考える」なら思い出すという意味でしょうし、

「明日の事を考える」ならどのように行動するかのシミュレーションするという意味でしょうし、

「未来の事を考える」なら思いふけるや推量するという意味でしょうし、

「まず慎重に考える」なら評価するという意味が含まれますし、

「考えについて考える」なら哲学的な意味探しとも言えるかもしれません。

 

このように同じ「考える」という単語が様々な意味として使われているわけです。

 

※次回は「アイデアを考える」のように組み合わさった時にどうなるかを見てみます。

第22話 不可能を可能にするもの

何だか大げさな項目ですがどこにも該当しなかったので説明致します。アイデアによっては不可能を可能にしてしまうこともあります。

 

映像を見せる→テレビ、記録された映像を見せる→ビデオ、音楽を記録し聞かせる→レコードと蓄音機、歩きながら音楽を聴かせる→カセットテープと携帯音楽プレイヤー、離れた人と会話させる→電話、歩きながらでも誰かと会話させる→携帯電話

 

家電製品で考えればこんな感じですがもっと遡れば、言葉、文字、紙も全てアイデアの固まりによって様々な物事や考えを他の人に伝えることを可能にしたものです。

 

また、インターネットの世界でもロボット型の検索エンジンの登場でネット上の様々な無限とも言える情報へのアクセスを可能にしました。そもそもインターネットの仕組みもたくさんのアイデアの集合体でこれまで不可能だった様々なことを可能にしてくれました。

 

人が不可能だと思っていたこと、例えば空を飛ぶといったことでさえもアイデアは可能にしてくれるわけですから皆さんが悩んでいたり、こんなことできないかなと思っている全てのことを可能とするアイデアが存在しているかもしれません。

 

民間人の宇宙旅行ですら実現するわけですから、タイムトラベルや瞬間移動も含めて人が想像できうる全てのことがいつかは可能にすることができるほどアイデアはもの凄い力を秘めているとも言えるかと思います。

 

"世界中の全ての人が幸せになる"そんな夢のような話を実現できるアイデアも発見されると良いですね。

第21話 新しい価値を生む

アイデアによって元々持つものに新しい価値を生むということもよく行われています。

 

例えば、空いている土地に簡単に設置できる駐車場管理システムを導入して次の建物を建築するまでの期間を駐車場にして収益を得るという事業もアイデアとして身近なものかと思います。

 

利用方法を変えることによって新しい価値を生むということもありますよね。

 

例えば、CDのきらきら光るディスクが鳩よけに使われたり、2リッターのペットボトルが猫よけに使われたりといったように本来の利用方法とは異なる別の使い方がされるのもアイデアと言えます。

 

何かと何かを組み合わせることで新しい価値を創造することもあります。

 

私もよく利用する百円ショップにはそのヒントがたくさんありますね。

 

格子状の鉄のワイヤーと結線バンドとを組み合わせて様々な収納グッズやインテリアグッズになったりという収納の達人のアイデアをテレビ番組などで目にすることがあります。

 

また、「劇的、ビフォーアフター」という住宅リフォームのテレビ番組では住まいに関するアイデアが匠の技術として紹介されています。

 

狭い空間に頻繁に使われるアイデアが収納と壁面の構造補強として利用される格子状の棚です。構造材自体に収納スペースという価値を生み出したわけです。最初から物を収納できる棚と壁と柱を組み合わせるというアイデアですね。

 

これらのようにアイデアが有って初めて生み出される価値もあるわけです。

あなたがもっともっと活躍するアイデアって、何かあるんじゃないでしょうか?

 

※次回は不可能を可能にするという素晴らしいアイデアについてご説明致します。

第20話 価格を下げる

価格を下げると表現しましたが家庭においては毎月の出費を抑える節約のアイデアなどはとても身近なアイデアです。また、産業界ではコストをカットすることによって販売価格を下げたり、利益を増やしたりすることはアイデア無しではなし得ないものでしょう。

 

例えばですが、作業効率を上げることで人件費を抑制して価格を下げたり、仕入れの方法を工夫したり、アウトソーシングの活用でコストカットするなどのアイデアによって価格を下げるといったことも多いかと思います。

 

アイデアによって価格を下げたことで価格競争力を付け、新規事業を立ち上げるということも多いでしょう。

 

例えば、1000円の散髪屋さん。髭剃りもシャンプーも無くしてしまい、更にはカットの時間も10分程度に短くしたことによって1000円という非常に安価にサービスを提供するというものです。場所も駅の近くや駅ナカに作ることで週末に行くものだった散髪を空いた時間の有効活用で済ませてしまうという新しいニーズとスタイルを掘り起こした素晴らしいアイデアですね。

 

価格を低価格で一定にして成功したのが100円均一ショップであることは誰もがご存じかと思います。通称100均は、日常的に必要な商品の購買だけでなく、100円なら失敗しても良いかという新しい需要を喚起しました。

 

私事ですが、私は2度行く散髪のうち1回を1000円散髪で済ませていますし、ブランドなどを気にする必要が無い文房具の多くは100均で買うようになりました。

この私のケースのように費用が高いものと低いものを組み合わせるということも節約のアイデアです。

 

主婦の皆さんでしたら、これは外国産の安価なもので良いけど、こっちは高くてもしっかり国産を購入しようとか、保存の利く生活必需品は特売日に買いだめしておくとか、この商品は少し遠いスーパーに買いに行くとか、生鮮品は夕方以降値段が下がってから買うとか様々なアイデアを駆使してやりくりをされていることと思います。

 

※次回は新しい価値を生むというアイデアについてご説明致します。

第19話 効率を上げる

効率を上げるというアイデアは日常的に最も馴染みのあるものかと思います。生産現場などで多いアイデアによって作業、工程、ルーチンワークなどの効率を上げるというものです。有名な例としてはトヨタ自動車のカンバン方式も生産時の画期的なアイデアです。

 

カンバン方式とは多品種の製品を組み立てる際に一台組み立てるのに必要なパーツを同じ場所に収納することによって効率性を高め、ミスを減らすというアイデアです。以前のようにベルトコンベアーで大量の製品をパーツ毎に組み立てるという方式は多品種大量生産が必要な時代には合わなくなったため出てきた生産方式です。

 

身近な日常生活においても効率アップのためのアイデアはたくさんありますよね。

 

例えば、お掃除に軍手を活用するというのも立派なアイデアです。自らの手もモノを拭くために使えるわけですし、掃除のしにくいブラインドなんかは軍手をはめて手で掴んでお掃除するなんてことをされる方もいらっしゃるかと思います。こういったものは暮らしの知恵とか主婦のアイデアと呼ばれるかと思います。

 

アイデアは日々の暮らしでも重要なものかもしれません。

そういったアイデアはアイデアとまで意識せずに何気なく利用していることも多いと思います。

 

例えば、朝忙しい時間をいかに効率的に利用するかといったアイデアは皆さんそれぞれがお持ちでしょう。

 

お弁当の準備を前の日からしておく。何を着て出社するかを前の日から用意しておく。朝食を食べながら○○をして、○○も済ませる。

 

わざわざ、誰かに教えてもらうとか知識として本で読むといったレベルでは無くても自分が生み出したアイデアを利用するという経験を誰もがお持ちではないでしょうか?

 

※次回は価格を下げるというアイデアについてご説明致します。

第18話 ミスやトラブルを未然に防ぐ

ミス・事故・トラブルを無くすためのアイデアというのは誰もが身近に持っているのでは無いでしょうか?

 

忘れ物をしにくくするアイデアなど別に人に言うほどでは無いけどといったアイデアがあることと思います。

 

例えば、玄関に持ち物リストを貼っておき外出時にチェックしたり、私なんかは玄関で普段持ち歩く3つのもの、携帯、鍵、財布のある場所を右手で押さえるという習慣を付け忘れ物チェックをしています。

 

家に帰るまでの間に何か覚えておこうとする程度の忘れないアイデアとしては私は覚える必要がある時に右手の親指の付け根に赤ペンやボールペンで点を打った後にその点を見ながら覚えるべき事を記憶するようにしています。右手の親指は必ず視界に入ってくる身体の部分であり、そこに点を打ったことを忘れていても目に入ります。その点があれば、覚えておくことがあったというサインですから点を見た瞬間に覚えておこうとしたことを思い出そうとします。実はこれだけで100%覚えておくことができます。よく左の手の平などが埋め尽くされるくらいたくさんのメモがある人がいますがちょっと格好が悪い気もします。是非一度おためし下さい。

 

道を歩いていてもたくさんのアイデアが溢れていますよね。

 

例えば車がスピードを出すのを抑えるために道路にでこぼこを付けたり、スピードが出ていると錯覚するようなペイントが施されたりしているのも自動車事故を未然に防ぐアイデアと言えます。

 

よくよく考えますと道路、横断歩道、信号、下水、水道、車、自転車といった身近なモノまでもが始まった時には画期的なアイデアの結集だったに違いありません。私たちが当たり前のように接している身近なモノにもアイデアがたくさん詰まっていることがありますのでそういった視点で考えてみると何か新しい発見があるかもしれませんね。

第17話 問題を解決する

目の前で生じている問題に対する解決策にもアイデアが求められることが多々あるかと思います。問題を抱えていない人なんてまずいないわけで我々は常に問題解決のためのアイデアの必要性に迫られているといって過言では無いと思います。

 

特に社会生活や会社や家庭内での活動という仕組みにはアイデアは欠かせません。

 

次から次へと問題が発生するものなのですが、その都度、会議が開かれたり、みなさんが頭を悩ませたりされることと思います。解決策が見つからずに困惑されるケースも多いかと思いますが、逆にアイデアによって困難を乗り切られたという経験をお持ちの方も多いことでしょう。

 

日本の法的、行政上の問題を一気に解決してしまうアイデアとして素晴らしいなと感じたもので「構造改革特区制度」があります。

 

この制度は、申請が必要ですが特定地域だけ障害となっている基本法の縛りを取り払い特区制度で認められた権利を認めるというもので既に日本中の様々な地域で申請され、実現しています。日本には様々な法律や規制があることで社会や経済を正しく運営させるようにしていますが日本中の全ての地域に適用されることにより逆に成長の妨げになっているケースも少なくありません。

 

この制度はそれぞれの法律を根本的に見直し改訂することをせずに特定地域のみに特例を認めるという仕組みなのです。構造改革特区制度を用いて新しい試みをすることもアイデアが必要ですがこの制度自体が非常に優れた画期的なアイデアです。

 

このケースでは「構造改革特区制度」も問題を解決するアイデアですし、「その制度によって誕生した特区」も大切な問題解決アイデアであるわけですね。

 

※次回は問題解決とも似ていますがトラブルを未然に防ぐアイデアについてです。

第16話 何かを便利にするアイデア

身近なものでは、アイデア商品とかアイデアグッズなどがありますがそれを使えば便利に何かができるという製品やアイデアです。

 

例えば、【テレビのチャンネル】+【赤外線通信】という2つのアイデアの種を組み合わせるとお馴染みの【テレビのリモコン】というとても便利な道具のアイデアが生まれます。今となっては当たり前すぎている道具も元々はアイデアの組み合わせであることをご理解頂けるかと思います。

 

【チャンネル】というアイデアの種を【電気のスイッチ】や【クーラーの操作ボタン】に変えると【電気のリモコン】、【クーラーのリモコン】という新しいアイデアの花が咲きます。

 

こういったアイデアが無ければですがテレビもわざわざテレビのあるところまで行って手で変更していましたし、電気もクーラーも手元にリモコンが無かったわけですから製品のところまで行く必要があったわけです。

 

これらに【様々な製品への対応】という新しい種を組み合わせると【マルチリモコン】というどんな製品でもコントロールできる万能リモコンができたり、それを携帯電話の赤外線通信を用いるというアイデアも生まれています。

 

またこういった家電における道具以外にも身近にアイデア商品が溢れているかと思います。

 

主婦の方が生活の中で閃いたアイデアを製品化したものがアイデアグッズ、アイデア商品などと呼ばれ、例えば最近これは良いなと感じたものではスパゲティに切れ込みを入れることで素早く電子レンジで茹でられるといったパスタと温める容器だったたり、ゆで卵やポテトチップスを電子レンジで作れたりといった生活を少し便利にしてくれたりするアイデアです。

 

こういったケースにおいての【アイデア】は【発明】とも言われていますね。

 

※次回は問題を解決するというアイデアについて見てみましょう。

第15話 アイデアの種類

さて今回からはアイデアという身近なようで身近では無いかもしれない不思議な存在について細かく見て参りたいと思います。

 

アイデアと言いましても実は様々な種類があり、それぞれの意味も異なっています。

 

あなたも次の内容を見てしまわれる前に少しでいいので、どんなものがあるかをイメージしてみてもらいたく思います。

 

 

準備は、いいでしょうか?

アイデアには次のようなものがあります。

 

・何かを便利にするもの

・問題を解決するもの

・ミスやトラブルを未然に防ぐもの

・効率を上げるもの

・価格を下げるもの

・価値を生むもの

・不可能を可能にするもの

 

などが主なものです。もっと他にもたくさんあると思います。

 

【アイデア】と一口に言っても様々な意味があるわけでして、それらを把握しておかなければ、今どんなアイデアが必要なのかも分からないはずです。アイデアと言っても別のことを考えているかもしれませんよね。

 

それでは、次回から一つずつの内容について見ていきたいと思います。

第14話 ヒラメかない人

前回、使えるアイデアがヒラメク仕組みを説明しましたが、恐らく閃かない人は仕組みを理解することも無く、土も耕さず、種を探さず、種も蒔かず、水もやらず、花も咲かせず、果実だけが実って欲しいと思っているのかもしれませんね。とはいえ、教えてもらったことも無いでしょうから無理もありません。

 

実際の美味しい果物はどの段階も欠けていては実がなることは無いでしょうし、一朝一夕でおいしく実るわけでもありません。

 

ただ、多くの人が上記のようにしているのも当然で、アイデアの実が実る上でそれを難しく、また、不思議なものにしているのは、どの種を蒔けばどんな実がなるのか分からないことであったり、実がなるのかさえも不確かであったりすることです。世の中で言うところの果物であれば、その果物の種を蒔けばいいのですが、アイデアは品種改良された農産物がそうであるように、たくさんの種類の種から育つ植物を掛け合わせて初めて産まれるものです。

 

とはいえ、どの種を蒔けばどの果物が収穫できるかが分かっていて、その果実が実ったとしても新しい発見はありませんからアイデアとは言えないわけです。

 

農業分野で様々な品種改良を行っている研究にアイデアの実を実らす行為は近いのかもしれません。何度も何度もトライアンドエラーを繰り返しているのです。

 

そして、品種改良したとしても、実った果実にもおいしいものもあればまずいものも多数あります。食べるには小さすぎるほどの小粒のものであることもあるでしょう。実際に使える優秀なアイデアの実とするにはおいしくないものもしっかり収穫して、その中から時間を掛けて手間を掛けておいしい実にしたり、成熟させる必要があるのです。

 

「そっかあ、そんなに手間暇の掛かることならもうダメだあ。。」

 

と、いきなり諦め無いで下さいね。(笑)

それこそ、まさにヒラメクことが無い人ですよね。

第13話 アイデアがヒラメク仕組み

「アイデアのヒラメキ」について順を追って捉えてみますと、

 

1.アイデアを分解して採取したアイデアの種をいくつも取り出します

2.アイデアが出るための習慣を繰り返します(アイデアの根)

3.イメージを働かせたり考えたりするというアイデアの幹が伸びて行きます

4.様々な物事に対する情報やデータをインプットします(アイデアの葉)

5.知識や経験といったアイデアの枝を増やしていきます

 

これら活動が後から結びつき合い「考える」という習慣ができますとどんどん幹も枝も葉も大きくなります。

 

後に紹介しますアイデアの土となる

6.環境に身を置き、花を咲かせる作業をしますとアイデアの花がたくさん咲きます

 

でもそれで終わりではありません。

7.美味しい実として刈り取れるように丁寧に扱いながら熟すのを促進させます

 

これらがアイデアの仕組みについての全てです。

 

仕組み自体は簡単であることがご理解頂けましたでしょうか?

今は何となく理解できそうだとだけ感じて頂ければ幸いです。

 

確かに一つずつの項目についての理解も練習も必要となりますが、誰かとおしゃべりが出来るように、足し算が出来るように誰もができるようになることです。

 

少し大変なことですが、物事を分解して種を見つけ、どの種が重要なのか、中心になるのか、どのくらいの分量が必要なのか、どの種をどれと組み合わせるのか、どこに組み合わせるのか、どのように組み合わせるのかなどは何度も何度も練習が必要になります。

第12話 アイデアは育てて実るもの

アイデアというものの構造をできるだけ解りやすく、そしてイメージしやすくするため「新しい果実」を作り出し育てるという作業に置き換えて解説をさせて頂きます。

(※このように説明しようということもある意味アイデアです)

 

アイデアは突発的に出てくるように感じるものですし、出そうと言うことをコントロールすることも出来ないから仕組みなんて存在しないと考えることもできます。

 

ですが、アイデアが閃くようになる仕組みは必ず存在しているはずです。

 

■アイデアの構造 (アイデアは他品種の種子交配で産まれる)

 

言うまでもありませんがアイデアは単純に産まれる訳ではありません。

アイデアの閃きには次のような様々な段階が必要であり、それぞれの成長を得て初めて果実=アイデアの実が実ります。

 

それぞれの説明はヒラメク☆シリーズとして、しっかり説明をして参ります。そして、更にはアイデアを産むための環境作りであるアイデアの土=アイデアを考えるための環境やあなた自身の状況を整えることも大切ですので、これも別途説明させて頂きます。

 

アイデアの種:分解によって取り出せるアイデアのパーツ

アイデアの根:習慣、心構え

アイデアの幹:イメージを働かせたり、考えるという行為

アイデアの枝:知識や経験を蓄える行為から生じた知識

アイデアの葉:情報収集によって頭に蓄積された情報

アイデアの花:新しい方法、新しい気付き、新しい物

アイデアの実:ユニークで実現可能性まで検討されたアイデア

第11話 良いアイデアは美味しい果物と同じ

「これはアイデアの種になりそうだ」なんて表現を耳にされたことがあるかと思いますし、「アイデアがようやく実りました」という表現も何となく意味が受け入れられるものだと思います。

 

どうやらアイデアは、果実のように考えられていて、そのように理解をすることが実際にも良いのではという気付きからこの本を書き始めました。

 

アイデアやideaという単語で画像検索を掛けてみますとそのイメージとして、「電球が点いた絵」が出てくるかと思います。皆さんの頭の中でもアイデアと聞くと「何か突然ぱっと降って沸いてくるもの」のように思われているかもしれません。

 

これは有る意味、間違いではありませんがアイデアが閃くということに対しての見方を誤りかねない認識かもしれません。

 

アイデアは何も無かったところから急に出てくるものでもありませんし、アイデアを作る元となるアイデアの種はもうこの世の中に100%既に出尽くされているのです。

 

こう書きますと新しいアイデアは存在しないと思われるかもしれませんがそうではありません。

 

既存のアイデアの実は果実と同じで必ず腐っていくものなのです。ですから、常に新しいアイデアが求められているのです。そして、新しく求められるアイデアは古いアイデアを分解してできた種を元にして実は育んでいくものだったのです。

第10話 アイデア力チェック

11話から少しずつ具体的なお話を進めて参りますが、その前にあなたがアイデアを出すのに適しているかをチェックしてみましょうか(笑)。

 

下記の質問で当てはまる項目の数を数えてみて下さい。

 

① 集中力には自信が無い
② 冗談をよく言う
③ 料理するのが好き
④ おしゃべりが好き
⑤ スポーツが好き
⑥ パズルが好き
⑦ 頭に音楽が流れていることが多い
⑧ 異性にもてる方だ
⑨ 人の話を聞いてないと言われる
⑩ ついついぼ~っとしてしまう
⑪ ストレスをいつも抱えている
⑫ 楽器演奏をしている、していた
⑬ 10歳以上年下の友達がいる
⑭ 10歳以上年上の友達がいる
⑮ 好奇心が旺盛
⑯ 新聞、雑誌を隅々までよく読んでいる
⑰ 文章は読む際に声を出して読むことがよくある(音読をする)
⑱ 物事の仕組みに興味が沸く
⑲ 何にでも何故だろうかと疑問に思う
⑳ 横着者である

 

いかがでしたでしょうか?

8個以上当てはまるようでしたら、まずまず素質はあるかと思いますので是非頑張って下さい。当てはまらなかったとしても頑張って下さい(笑)。

 

全てがアイデアのヒラメキに関係しています。それぞれの内容が色々な章で登場して来ますのでお楽しみに。

 

第9話 アイデアは目に見えない?

アイデアという言葉で表される内容にはあまりにもたくさんの側面があるため、それが何であるかを理解するまでに本当に長い時間が掛かりました。

 

果たして「アイデアが閃く」って一体、何なのか?閃く前に「アイデアを考える」って一体どのような行為なのだろうか?

 

アイデアは「文字」で閃いているのか「絵」で出てくるのか「パワーポイントの図」になっているのか「映像」にまでなっているものなのか?どこから考え始めればいいのだろうか?

 

アイデアなんてさっぱり産まれて来ないという方にとっては、そもそもアイデアという目に見えないものですから本当に不思議な話では無いでしょうか?

 

少しずつその不思議ですけど、とんでもなく貴重なものを紐解いて行きたいと思います。そして、この本を読んでいる誰もがアイデアを普通に思いつく訓練方法などを具体的事例を交えながら紹介して参ります。

 

誰でもアイデアが閃くようになれば、会社も個人も家庭も自治体も国も地球までもがより良くなると信じています。

 

今となっては一日でいくつもの新規事業アイデアを考え出せるようにまでになったヒラメキ術を通して、アイデアを出す作業が身近なものになる方法をお教えしましょう。

 

そして日常的にアイデアが閃くといった、アイデアが閃きやすくするアイデアをご紹介致しますね。

 

※次回はみなさんのアイデア力のチェックをしてみましょう。

 

※読み進めて頂く前に:

「アイデア」「考える」「イメージする」といった言葉を使わせて頂きますが、実は極めて抽象的であったり、複数の意味を持っていたりします。私が考えていることをお伝えするに当たって出来る限りそれらの持つ意味について詳しく説明をさせて頂いており多くのページを割くことになりました。

言葉の意味自体が取り違えられていますと「アイデアを考える」ということ自体も正しく伝わらないのではと考えたからですので先を急ぐことなくじっくり私の頭の中のことをご理解頂きたく思います。

第8話 アイデアは不可欠であり平等でもある

アイデはどこにでも存在していることを知ると共にアイデアの仕組みを理解すれば、後は実践あるのみだと意気込んでいただきたく思います。

 

必ず誰にでもアイデアが閃くようになると確信していますし、慣れればスタートから数分でアイデアの花を咲かせるようになれると分かったからこそ、この文章を書いています。実際に、自分の会社のあまり閃かなかったスタッフなどでも実験済みです(笑)。

 

12日のアイデア合宿でも合宿初日からヒラメクようになるくらいです。

 

アイデアが閃くということの良さは日々の生活、社会人としての生活など時間も場所にも因らずに生活にプラスになり、あなたにもあなたの周りにもプラスになることです。

 

周りの人から頼りにされ、無くてはならない存在になることだってできます。

 

また、お金も掛からない行為ですし、お金をもたらしてくれることもあるでしょう。お金に換えられない素晴らしい価値を生むこともあります。

 

そして、おしゃべりの上手下手に学歴が関係しないようにアイデアが閃くということにもテストで良い点数を取れるかといったことは無関係なのです。

 

アイデアを考え、閃くという能力は性別も人種も年齢も学歴も宗教も一切関係が無い誰にでも与えられた自由や権利のようなものであり、あなたの頭一つだけで産み出すことができる貧富にも無関係な力と言えます。

 

つまり誰にでも習得可能であるし、誰にでもチャンスがあるということをお伝えしたいです。

 

※次回はアイデアって目に見えるものなのか?というお話です。

第7話 アイデアは元々頭の中に存在した?

みなさんは睡眠時に夢を見ますか?毎日疲れていて、あまり見ないという方もいらっしゃるかもしれませんね。見る方は夢の中でアイデアをヒラメクことがありますでしょうか?

 

私はごくたまにですが寝ている時にアイデアを思いつきます。それがアイデアをどうやってヒラメクかのヒントになりました。寝ている時に思いつくことなんて納得しがたいことですよね。