第13話 サイバーショットという種を選択したSONY


2008/07/17 07:30
福井直樹
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前回は携帯電話を機能面で分解してみましたがその視点で各メーカーの取り組みを見てみたいと思います。

 

各メーカーはこれ以上無いんじゃないかというくらいに小さなケータイの中に機能を詰め込んで来たため、これ以上新しい機能追加での差別化が出来にくくなってきました。そのため自社が抱えている既存の得意事業を分解した時出てくるアイデアの種を取捨選択しました。

例えば、SONYはドコモでもauでもこれまでのウォークマン®を外しました。SONYには【サイバーショット®】【ウォークマン®】【PSP®】【液晶のBRAVIA®】【VAIO®】などの得意分野があり、それらのアイデアの種で最も良い羽が大きくなると判断したのがサイバーショットでした。

サイバーショットケータイ®を単純に分解しますと、

サイバーショット

ケータイ

となります。

これはCASIOがEXILIM®という自社のデジカメをいち早く搭載するというアイデアの種を真似たとも言えます。

デジカメ

ケータイ

というアイデアの種の組み合わせと同じですよね。

高機能デジカメケータイに人気が出たとしますと、近い将来PANASONICはLUMIXを搭載するでしょう。

であればSHARP、TOSHIBA、NECは何で戦ってくるのでしょうか? 各社は、

ブランド力

ケータイ

という選択をしました。

PANASONIC、SHARP、TOSHIBAは液晶テレビを選択し【VIERAケータイ】【AQUOSケータイ】【REGZAケータイ】、NECは自社に選択できるブランドが無く提携による【amadanaケータイ】を発売しました。

 

自社に良いアイデアの種が無い場合は市場で成功している会社と提携して取り込むことが考えられます。今後、デジカメが重要になるのであれば、富士フイルムのFinePix、キヤノンのIXYとの提携というアイデアが産まれます

 

※次回はデジカメ機能についた感情の羽について詳しくお話し致します。


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