第50話 GoogleはYahoo!をパートナーに選んだ


2010/01/29 07:00
福井直樹
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さて、法人としてのパートナー選びについても考えてみます。

何かサービスを始める際には、自社単独で始める場合と外部の企業と一緒に始める場合とがあります。

サービス開始に十分な財務力や既に大きなユーザー規模を持っているのであればどこかと手を組む必要はありませんが、何かを1から始めるのに単独で成功させることはとても難しいものです。

そのためパートナーの選択が重要になります。どのような相手が良いかは個人の時と同じく自分たちに足りないものを持っている会社を選択します。

例えば、かつてGoogleはディレクトリ検索に変わるロボット検索機能を開発しYahoo! をパートナーに選択しました。逆にポータルサイトとしての成功を模索していたYahoo!は検索技術に優れたGoogleをパートナーに選んだわけです。

Yahoo!のユーザーを増やしたり、満足度を高めたりといった効果は十分にあったと思いますが、元々のYahoo!のユーザーがGoogleのサイトを訪れてgoogle.comそのものの検索エンジンを使うようになります。今となってはビジネスモデルとしても優秀なものを開発したGoogleがYahoo!よりも高収益企業になりました。Yahoo!に検索エンジンとして採用されていなければ、その検索エンジンの精度の高さを迅速に伝えられなかったでしょう。

※次回も、同じく法人のパートナー選びについて、別の事例をご紹介します。


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