第41話 『Windows サイドバーでヒラメク』......誰でも毎日
ヒラメク訓練法 その2として紹介しました続きです。
RSSは、新聞とは異なりまして、本文が含まれないタイトルだけ、もしくは本文の最初の部分のみしか見ることができないという点が重要です。?
普段の利用であれば、タイトルを見て、新聞を読んでいる時と同じく中身が知りたくなってホームページを表示させて内容を確認するでしょう。
しかし、ここでご紹介したいのは、「中身が知りたい」と思った時にクリックのではなく、「どういった記事なのか」「どういったサービスが始まったのか」などと、タイトルだけを見てイメージを膨らませてみるという訓練法です。
例えば、インターネットサービスのニュースですと「○○を用いた新サービス開始」といった情報があれば、どんな新サービスなのかを、まずはあなた自身で考えてみてください。だいたいアイデアが出尽くしたら、そのタイトルをクリックして答え合わせをします。
全くアイデアが出ないケースも多いと思いますし、出たとしても自分のアイデアがまだまだと感じる事が多いでしょうが、徐々に正解することが増えて来るかと思います。
しかし、ここからがポイントでして、ごくたまにですが、実際に始まったサービスよりもあなたが考えついたサービスの方が「イケてる」といったことが出てくるようになるのです。
このあなたが作り出した新しいサービスが、まさに「アイデア」というものです。
Googleデスクトップの機能として紹介した訓練法ですが、Windows VistaにはWindows サイドバーという名称で、標準に装備されている新しい機能の一つでもあります。
また、パソコンだけでなく携帯電話向けのツールもあります。RSSは新しい情報がリアルタイムに近い形で配信されてきて、訓練と呼ぶのに相応しいと思います。どなたでも簡単に実践可能な訓練法ですので、是非お試し下さい。
次回は、新聞を2紙を使った訓練法をご紹介します。
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いつも楽しく拝読しております。
最初の章からの流れからすると、少し間が抜けた感があるのは、やはり中略のせいでしょうか。
具体的には、“羽”発想からの流れで現状のヒラメク作業を「閃かない人」への訓練方法としては、やはりタイトルからの分解作業でいかにして「羽」を多く見出せるかが訓練になるように思います。いきなりアイデアや考えをまとめられる慣れた人にとっては、造作も無い事でも訓練で内容を深くまで想像する事は、思考を固めてしまう危険性があるように感じました。
一方、分解作業で“羽”を見出す作業は、実際にあらゆる角度から考える作業を行わないと、“羽”が出てこないと思いますので、まず私たちのような凡人にとっては“羽”がいかに沢山出せるのかからがスタートと解釈して読んでおりました。
その意味から、少し先に飛んだのかなぁと感じました。あ、勿論、これは単なる私見でしかなく、否定でも何でもない率直な感想です。
お忙しいな中で、執筆は大変な作業かと思いますが、これからも楽しく読ませて頂きますので、頑張って下さいませ!
貴重なコメント頂きましてありがとうございます。
ご期待を頂いていることを大変うれしく思います。
すぐにでもヒラメクように核心部分を求められる方も多いかと考えまして【アイデアの花】の部分を先に公開しております。
本であれば、飛ばし読みができますがこのブログでは無理なためです。
また、分解という作業は慣れておられる方にとってはひろさんがおっしゃるように簡単なことかもしれないと考えたためです。
もう一点ですが、【分解】についてはまだまだ私自身も研究中でしてまとめる作業にはかなりの時間を要しそうです。
ご期待頂ける方がいらっしゃれば頑張って研究しようという励みになります。
今後ともよろしくお願いします!