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ヒラメクトップアイデア集

グリー、モバゲーのビジネスモデル

【アイデアの種】=【ゲーム基本料無料】+【ゲームサイト】+【オプション有料】
最近、テレビを見ているとグリー・モバゲーのCMをやたらと目にします。この2つのサービスも「ケータイゲームが無料」で押しています。原価が明確にかかる飲食店より実行しやすいビジネスモデルだと思います。

もちろん全てが無料で使えるわけが無く、ゲームを進めていくにつれてアイテムを購入する必要が出てきたり、アイテムを購入すればゲームを楽に早く進めることができたりといった部分で課金をして収益を上げているのです。

簡単に説明すると、例えば「釣りゲーム」だと、この釣り竿を買えば、大物が釣れるようになります。でも、何度か使うと折れたりするので、その都度購入して下さい。といったようにずっとお金を払わせ続ける仕組みになっています。これが対戦ゲームともなると勝ちたいという想いが強くなるため、強い武器を高いお金を払ってでも手に入れたくなっていく。忙しいビジネスマンに対して時間を買うという概念を上手く取り入れているとも言えます。

以前のRPGであれば、敵を倒していくことでゲーム内のお金を貯めて武器を買っていましたが、最近のケータイゲームやMMORPGと呼ばれるゲームは実際のお金を払ってプレイヤーを強くしていくことができるのです。お金を掛けずに時間さえ掛ければ、強くすることもできます。しかしゲーム利用者層が社会人にまで広がっており、そこまで時間を掛けるわけにもいかないため、時間をお金で買っているのです。

これも利用者が求めるゲーム自体を【無料】で提供して、更なる楽しみの部分で利益を上げる無料ビジネスなのです。

とはいえ、無料のみで遊んでいるユーザーも多数いるので、その人達がやる気を無くさない程度に抑える必要があり、有料ユーザーの優越感も考慮しながら、ゲームの難しさなどのバランスを常に調整しているらしく、そのノウハウこそが競争力を生む秘訣だそうですね。

※次回も、ネットビジネスにおける【無料】アイデアについて、もう少し考えてみましょう。

本アイデアは、アイデア掲示板‐JYNUX(http://www.jynux.com/bbs/thread/148350)に2011年2月10日に投稿したアイデアです。

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