第20話 『紅茶用低脂肪ミルクポーション』......何故、日本には無いのだろうか?
前回のオーストラリアで出会いました『紅茶用低脂肪ミルクポーション』について日本に存在するのかを確認してみました。
日本ではどうなのかを調べてみますと近いものは存在しました。
【脂肪分】で分解しますと【低脂肪】【高脂肪】に分けられます。
【高脂肪】のものでは『ミルク産まれのクリープ』ポーションタイプのものが【乳製品】からできていました。そして、【低脂肪】のものでは『スジャータ低脂肪』という製品がありましたがこれは【植物油脂】が主原料です。となるとメジャーな製品において【乳製品】のみで作られた『低脂肪コーヒーフレッシュ』は無さそうでした。
また【保存方法】という別のアイデアの種から見てみますと前者は【常温保存】後者は【要冷蔵】となっていました。ということは乳脂肪分の違いだけですから【常温保存】可能なミルクポーションは製造可能なのでは無いかと思いますし、法的にも類似製品があるわけですから製品化は可能だと思います。
そもそもコーヒーフレッシュと呼んでいる時点で紅茶専用では無いため、【紅茶用低脂肪ミルクパック】は存在しないのかもしれませんが【紅茶用】というアイデアの種を用いますとオーストラリアには存在した商品が日本でも販売可能ではないかと導きだせたわけです。
そういった商品が流行るかどうかは、上記の【アイデアの種】に【感情の羽】を付けていく作業を行っていくわけですが、それはアイデアの実の章でご説明いたします。
具体的な事例を交えて考え方をご紹介してみましたが、海外に行った時は「これは日本でも売れるだろうな。」と思う商品、食べ物や飲み物が本当にたくさんありますので、アイデアのヒラメキのためにも色々とウォッチングしてみてはいかがでしょうか?
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://hirameku.com/mt/mt-tb.cgi/602