第46話 『電源カフェ』......街中で何時間もパソコンを使う
前回のお題の元となるのは日本中どこでも高速インターネットが利用できるWiMaxというサービスが低価格で普及したらという前提です。早速、考えてみましょう。
セキュリティの高いインターネット環境とノートパソコンさえあれば、会社のデスクにいるのと変わらない仕事環境が手に入るようになります。そこで、
「もし誰もが街中で何時間もノートパソコンで仕事をするようになったら......。」
この仮定においては、今の有線インターネットと同程度の速度があり、どんな場所でもネットにつながったパソコンを使えるようになるわけですので、賃料も上がり、狭く窮屈なオフィスを抜け出して仕事をする人も増えることでしょう。
そこで困るとすれば、落ち着いて仕事をするスペースとノートパソコンの電源では無いかと予測してみます。では、その電源が取れるスペースを提供する事業はどうだろう......、
などとイメージを膨らませていき、【電源】【カフェ】という2つの【アイデアの種】を掛け合わせます。
『電源カフェ』なんてどうだろう!
といったアイデアの花を咲かせるわけです。
具体的なイメージとしてはインターネットカフェに近いですが、お店はインターネット環境を用意する必要はありません。個人が集中できるようにスペースが区切られた席や、様々なタイプのテーブル席と、それら全てに共通して、パソコンや携帯を充電できるコンセントを用意されているカフェというわけです。
次回は、この『電源カフェ』という【アイデアの花】から、【アイデアの実】へと変化させるための作業について、具体的にご紹介したいと思います。
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そういえば、電源カフェで思い出しました。
電気自動車向けに
「充電端末機」を家庭向きに作ったら売れるかもー
と思っていました。
昔10円入れると一定時間ガスが出るガスコンロと
同じ原理ですね。
100円入れると30分で充電するもの。
電気代は10円くらいかな?
利益率90%
価格は3万円程度、これでガソリンスタンドが端末を設置しなくても
家庭で儲けられるしインフラは整備されるし。
電気自動車普及に拍車がかかるー
なんてね。