第48話 『携帯電話風端末』......技術進化の先を読む
元々NTTが提供していた固定電話はどんな家庭でも必須のものようでしたが、今となっては携帯電話を誰もが持つようになり、携帯しか持たない人も多くなりました。そして、早くもその携帯電話ですら、近い未来にどうなるか分からない状況を迎えています。
先ほど紹介したような公衆無線LANサービス『WiMAX』が一般的になると、VOIP(Voice over IP)によって電話で話しているかのうように普通に会話が可能になって行きます。具体的にはskypeなどのインターネット音声通話サービスを携帯端末で使えるようになれば、固定電話だけでなく携帯電話すらどのようになる運命を迎えるか分かりません。
簡単に言えばですが、skypeのような音声通話サービスが常駐している携帯電話のような小さいモバイル端末を、WiMaxに接続させることによって携帯電話は不要になるはずです。いや、WiMax端末を携帯と呼ぶ時代が来るかもしれません。
つまり、現在の携帯電話に見えるのですが、実際にはパソコンの機能を持っている『携帯電話風端末』が主流になると予測できます。
音声通話やメールだけでなく、テレビ電話も写真、動画像のやり取りまでもストレスなく瞬時に送信が出来き、それらはパケット料のようなせこい料金も掛かることなく使えるようになるわけです。こういったことが数年以内に普及され、月額3000円程度の定額制で誰もが利用できるようになります。
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://hirameku.com/mt/mt-tb.cgi/636