第1話 千葉大学名誉教授 多湖輝氏『岩の論理』
毎日、同じ時間に起きて会社や学校に行って同じ時間に寝て、また次の日を迎えるといった生活の中では何となくアイデアは閃きそうにない気がしませんよね?
とはいえ、多くの方が同じような日々を送っておられることでしょう。別にそういった日々を否定しているわけではありませんがアイデアの閃きにはあまり良くありません。
千葉大学の多湖輝(たごあきら)名誉教授によると『日本人の思考は基本的に岩の論理:大きなものが動くと認める』のだそうで「あれ?」「何だ?」という変化が無ければ働き出さないのです。
同じような日々を送っていたとしても、習慣によって、そういった小さな変化を捉えるようにすることはできると思いますが、代わり映えのない毎日を過ごしていると小さな変化が起こることがあまり無いと言えるでしょう。
教授は『小さな変化を日常的に探す』ことが大切だと述べておられます。頭を動かす、つまり、考えるということを習慣づけるのは、この小さな変化を探すことだと私も思います。それが何故かということを次のように説明されています。
『頭脳は考えるのを節約する仕組みになっている』のだそうです。
※次回は、「脳を働かせること」について、もう少しお話します。
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