第41話 映画を観ながら様々なことを考える
前回は映画を観ながら複数のことを処理しているという説明をしましたが、それだけではありません、恐らくあなたの頭の中ではもっと他のことにも使われているはずです。
『この映画、前評判は良かったけどあんまり面白くなかったな』と評論家っぽくなっていたり、
『実はこれで夢の中の話でした。。とかっていうオチじゃないだろうな』とストーリーの先を予測していたり、
『盛り上がってきたなあ。でもこの映画も後10分くらいで終わるはずなのに結末ってどうなるんだろう。』と冷静な分析をしてみたり、
『DVDがでたら借りに行こうかな』とリアルな世界のことを考えていたり、
『このストーリーで楽しいって思ってくれたかな』と隣で観ている彼女のことを気に掛けてみたりと、次から次へと言葉に出すわけでは無い思考が頭を巡り回っていることと思います。
これだけの処理が実は全く同じ瞬間に行うことができているって実は「俺の頭ってやる奴だなあ」って思いませんか?(笑)
マルチタスク処理に慣れると『○○って単語って、こんな意味にも使われるんだ』なんて英語の勉強までこなしてしまうわけですから、その能力の凄さは相当なものだと思います。
※次回からは、このマルチタスク処理が、アイデアにどのように結び付いていくのかについて、お話していきたいと思います。
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