• ソーシャルブックマークへ投稿
  • このスレッドをはてなブックマークに追加
  • このスレッドをYahoo!ブックマークに追加
  • このスレッドをgoogleブックマークに追加
ヒラメクトップ第6章 アイデアの習慣

第52話 脳の中に眠っていた情報を引き出す

会社ではこんなことがあるかと思います。

会議に出るまでは意見やアイデアが無かったのに会議の最中に「○○さん、何か意見がありませんか?」といったように発言を求められたその瞬間に、自分の意見を述べていることがあるでしょう。

これらの例では「初めて買ったCDって何でした?」という言葉や「○○さん、何か意見がありませんか?」という言葉の持つ意味があなたの脳にアクセスした結果、それまで意識していなかった記憶や考えが引き出されたとも考えられないでしょうか?

メロディ、映像、言葉によって脳の中に眠っていた情報が引き出されたと考えることが可能です。

アイデアというものは自分の頭の中に既に存在していて、そのアイデアを引き出す方法を知らないだけで、その方法さえあれば、実は出てくるかもしれない。そんな方法を知っている人は知っているかもしれません。

例えば、こんな話を良く耳にします。アイデアや企画を求められている人が煮詰まったら、取りあえず山手線で一周するそうです。すると不思議なことにこれまで気が付かなかったアイデアが生まれてくる。

オフィスでは何も浮かばなかったのに何らかの情報か刺激によって頭にアクセスすることができたのかもしれません。流れる風景、社内の釣り広告、人の会話、人の動き、閉鎖空間、他人との間の緩やかな緊張感、電車の振動、日常的に行わない行動などその時の引き金になった可能性のあるキーファクターがどれかは人それぞれかと思いますが、何かによって頭の中にアクセスできたと考えられませんか?

新しく閃いたのではなく、頭の中にあるアイデアや企画を引き出すことが出来たのかもしれませんよね。

※次回は、この「頭の中にあるアイデアや企画を引き出す」方法である、「アクセスキー」の概念についてお話します。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://hirameku.com/mt/mt-tb.cgi/720