第1話 アイデアと切っても切れない「イメージ力」
アイデアについて話をするのにアイデアというものがどういったものかイメージできなければ理解するのも難しいと思いますので、まずはその「イメージする」という行為について言及して行きたいと思います。
イメージ力などと言われるように、イメージするという行為はある種計算力のように能力がいるもののようです。イメージ力が弱い、強いとも表現されると思いますが、その能力を発揮できる人とできない人がいることはご存じの通りです。最近流行の「脳のトレーニング」もそういった能力を鍛える有効な手段ですが、イメージ力があまり無い人にはこの文章の意味すら何のことかさっぱり分からないかもしれません。
イメージ力テストでもあって点数として表すことが出来れば自分にはイメージ力があるか無いかが分かると思いますが、恐らく人生の中でイメージ力を人と競ったことすら無いかと思います。
小学生や中学生の頃、何らかのテーマで絵を描くと題を与えられて困った人も多いのでは無いかと思います。
模写なら目に見えるものを描くだけですが、目に見えないものを絵にするのは頭の中にイメージされていなければ描けないわけですから、とても難しいものだったのでは無いでしょうか。
※次回は、私が出会った、「イメージをするということの意味が分からない」という方との会話を通じて初めて気づいたことについて、お話したいと思います。
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