第8話 イメージ力がある人 その2
・ 芸術家
説明するまでも無いかと思いますが、芸術作品を生み出すのにイメージ力は必須だと言えるでしょう。模写がうまくても駄目なわけで、その人が独自にイメージすることができ、それを用いて表現する力を持っている人なわけです。
時には絵を描く人、立体的なものを造作する人、デザインする人など、実に様々かと思いますが、全てに共通する力がイメージする力だと思います。
良い色を出すということだけを見ても、まず、頭で美しい色をイメージすることが出来なければ、決して産まれて来ないわけです。
芸術家も、何度も何度も作品を作ることによってイメージする力を鍛え上げ素晴らしい作品を作ることができるようになっていくはずです。
・ 建築家
機能性だけでなくデザイン性、安全性や経済性などまでも含め、更には3次元でイメージできる力を有していると言えます。
様々な知識を学ぶと共に他の人の作品を参考にしたり、自分自身で設計し何度も試行錯誤を繰り返しながら一つの建築物を仕上げていることでしょう。
自分の作りたい建築物を実現するために時にはアイデアも必要とされるわけで、完成した時に人がどのように動いたり利用したりするかのイメージ力を持っている人と言えるでしょう。時々個性的な建物に出会うことがありますが、それをデザインされた方って一体どんな頭の構造をしているんだろうかと感じますし、それが歴史的建造物の場合は他の建物の資料も無い時代にどうやってイメージしたのだろうかと感心させられます。
※次回は、スポーツ選手、一流経営者の例をご紹介します。
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://hirameku.com/mt/mt-tb.cgi/740