第1話 どんな時にヒラメクのか?
人からアイデアってどんな時に閃くのかと尋ねられることがあります。実際に思い起こしてみますと、仕事に追われている時よりもリラックスしている状態の方がアイデアが閃くことが多いのは間違いありません。
俳優やミュージシャンとしてだけでなく芸術性の高い写真家としても活躍する福山雅治氏も、あるテレビ番組で、メロディが閃くのって洗濯機を回していたりといったふとした瞬間だとおっしゃっていました。また他にも、近年の行政で最も素晴らしいアイデアの一つだと思っています「構造改革特区」の構想は、ある財務省の若手官僚の方がお風呂に入っている時に閃いたそうです。
特区構想は本当に素晴らしいと思いますが、財務省の会議室で産まれたわけでは無いのです。
例えば、会社で考えますと、会議室では出ないのに同僚と飲みに行ったらアイデアが沸いたとか、喫煙ルームで閃いたといった経験をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。
私の場合ですが、最も多いのはリラックスどころかぼ~っと何かを見ている時、また、何かをしている時に突然閃くことも多々あります。他には人と話をしている時に思い付くことも多いのですが、話していると言いましても全く別の話をしている時です。また、最初にご紹介したように夢の中でというのは頻繁には起こりませんが時々あります。
少なくとも全てリラックス状態と言える状態の時ばかりです。
リラックス状態とアイデアの閃きには何か関係があるのでしょうか?
※次回は、リラックス状態とアイデアの閃きに、どのような関連性があるのかについて、ご説明したいと思います。
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