• ソーシャルブックマークへ投稿
  • このスレッドをはてなブックマークに追加
  • このスレッドをYahoo!ブックマークに追加
  • このスレッドをgoogleブックマークに追加
ヒラメクトップ第7章 イメージの力

第13話 イメージ力が強いとは?

何かを見ながら、周りの音を聞き、口の中のものがおいしいかを感じつつも人とおしゃべりをしたり、この部屋ちょっと暑いなと感じたり、近くにいる人の香水の臭いまでをも同時に感じるというマルチタスクな仕事を脳は行っているかと思います。

先ほど説明させて頂きましたように、イメージ力が強いということはこれらの五感と人の感情までも頭の中で描ける力が強いということなのです。この力を磨き上げることによって様々な感覚のイメージを瞬時に作り上げることが可能になり、近い将来をシミュレーションするという「考える」において重要な行為の一つを行うことができますので、様々な疑似未来体験までをも可能にすることさえできるのです。

例えばですが、私自身この文章を書いている時も、この「シミュレーション」という作業を行いないながら、読まれた人がどのように感じるかを考えつつ、その答え、つまりうまく伝わらないと感じれば、例え話を同時に考えながらタイピングを続けているといったことです。

皆さんも既に気づかれたかと思いますが、私はこの「瞬時にイメージを作り上げる」というイメージ力とアイデア力に関係があるかもしれないということに着目をしてみました。

自分が意識するかしないかに関わらず、自分の脳は勝手に複数の処理をこなしているわけですが、意識的に物事を考えるという作業以外に自分の脳が何かを解決しようと働いていたとしても不思議ではありません。(難しい日本語になっていてすみません)。

アイデアが産まれる瞬間というのは、当然ながら会議を行っている時が多いと思われているかもしれませんが、実は、突然舞い降りたかのように関係ないことをやっている時の方が多いというお話を致しました。私の場合は、電車でぼーっと外を眺めている時や歩いている時、人と全く関係の無い話をしている時や寝ている時などなどなわけです。

※次回は、アイデアが閃くときの脳の動きについてのお話です。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://hirameku.com/mt/mt-tb.cgi/747