第14話 情報同士がつながる
私は脳の専門家ではありませんので詳しい仕組みを熟知しているわけではありませんが、脳には常に電気的な信号が流れていて、イメージしていた情報や目から入った情報、そして人から聞いた情報を処理する際に、ある意味間違って処理を行ってしまい、全く別の情報と結びつけてしまうことがあると考えています。
シナプス(Synapse)と呼ばれる神経細胞の仕組みにより電気的信号が流れるという映像を見たことはありませんか?(取りあえずは電気のように何らかの信号が流れるということだけ理解して下さい。)
元々、自分の脳に蓄えられていた情報同士が、ある瞬間に全く異なる部分に格納されていた情報と突然結びついた時にアイデアが閃くわけです。実はその閃いた瞬間には既にそのアイデアにずっと以前から気づいていたかのような感覚にもなります。どうしてこんな単純なことに気づかなかったのだろうかと。
結びついた脳の神経同士は、つながった瞬間から既に結びつき合った神経と同じ働きを少しずつ始めるはずです。つまり閃いたアイデアは閃いた瞬間にアイデアではなく当たり前の考え方として処理されるわけです。
※次回は、デジャヴーという現象について、今回のお話させていただいた考え方を元にご説明したいと思います。
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