第18話 主体的に頭を動かさなければアイデアは産まれない
多くの人が何故アイデアを出せないのか、私には分かっています。
アイデアを閃く練習をしていないだけでは無く、アイデアを出そうと主体的に活動していないのです。
「いや、いつもアイデアを出そうと頭をひねってるのだけどなあ。」
そう思われる方もいらっしゃるかと思います。アイデアを出そうと頑張っていることが主体的な活動とは呼べないかもしれません。というのも、アイデアを出そうと一生懸命考えるのでは無く、逆に頭を使わずにリラックスさせる活動こそが、あなたの頭をアイデアを出せる状態にすることなのです。頭を使わずに考えるとはまた難しいことを言ってますよね。
アイデアを生み出す作業というものは、受動的な行動に慣れている人間にとって極めて不快に感じる行動だからです。頭が、テレビなどの受動的メディアや受動的な活動に慣れてしまっているのです。
あなたの頭が主体的に動かない限りアイデアは出てきません。頭が良くて誰かの難しい話を理解するという行為は受動的な行動で解決しますがアイデアはそうではありません。あなたの頭が自ら行動しないと解決しないのです。誰もが上手く行かないという行動に対しては回避したいと身体が命令を出すわけです。
いくら考えてもアイデアが出ない時にあなたは不快に感じるでしょうし、そもそも不快になるようなアイデアを出す手前で諦めるかもしれません。
頭を意識しないで意識的に動かす!?
なんてさっぱり意味不明ですよね?
※次回は、具体的な例を用いて、もう少し分かりやすくご説明します。
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