第11話 悩んでる時は複数のことが頭にある
「悩む」という状況に至っているということは、恐らくは解決すべきだと感じていることが二つ以上発生していたり、三つ以上のことが複雑に絡み合っているということが少なく無いはずです。
あなたの脳はストレスを感じ、リラックスできる状態には到底なりません。そして、良い解決策が思い付かないと更に自分自身に不満を感じます。その悪循環が更に続くと「悩んでいる自分」に対してまでも「悩む」ようになるのです。
人に話している内にすっきりしたとか、良い解決策を思い付くという経験もお持ちかと思いますが、悩んでいる時ほど頭をリラックスさせてあげて下さい。
私は、いつも経験上のアドバイスをさせて頂く場合は、深呼吸してリラックスした状態で解決すべき問題点を文字にしてみて、まずはそのように考えている自分自身を「良い」も「悪い」もなく受け入れてあげるようにして、と言ってあげるようにしています。
例えば、「どうしても仕事に身が入らない」ということで悩んでいるとしますと、その仕事に身が入らない自分を悪いと思うことなく、仕事に身が入っていない自分をそのままあなた自身が受け入れてあげるわけです。
「そっか、身が入らないんだ」
→「だめじゃん」
→「ま、いっか」
の「だめ」「いい」といった良い、悪いの考えも無く、ありのまま「身が入らないんだ」とだけ受け入れるのです。
※次回は、自分自身を受け入れた後、その次の段階についてのお話です。
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