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ヒラメクトップ第9章 アイデアの実

第15話 ITバブル崩壊直後に生まれたサービス

前回は売却済みのサービスについてお話しましたが、今でも僕たちの会社で運営中のサービスについても少しご紹介致します。

僕が2001年に開始した『eマンション(http://www.e-mansion.co.jp/)』という新築マンション購入者のためのコミュニティサイトは、大きくは3つの【アイデアの種】である【マンション購入】【インターネット】【情報交換】を組み合わせて生み出した【アイデアの花】を具現化したものです。

2001年というのはITバブル崩壊後で不動産価格が下落し、更に住宅ローン金利が低下したタイミングでしたので結果的に住宅購入者が増えていった時期でした。更には一般の人もインターネットをごく普通に活用するようになって来ていましたので、一生に一度しか経験しないかもしれない人生最大の買い物で後悔しないようにネットを活用しようという考えがより大きくなるだろうし、その結果、コミュニティを活用して【情報交換】【情報収集】し始めるだろうという予測に基づいて始めたサービスでした。

あるアンケート調査では、マンション購入者の50%以上が、購入時に、このサイトを参考にしたという結果が出るほど、住宅購入者には一般的に認知された、日本最大の住宅購入応援サイトに成長しました。

今では【新築マンション】だけでなく【建売住戸】【注文住宅】などでもサイト規模が拡大し、月間利用者数も100万人程度という巨大不動産購入サイト群に成長しました。

【ユーザー規模】が拡大していくサービスアイデアであるかが大切な【見極め】の一つでして、【マンション購入者】×【情報交換サイト利用者(例えば価格コムや@コスメ内にて掲示板で情報交換している人など)】が増加していくだろうというタイミングを察知できるかに掛かっていたかと思います。

※次回も、実際に今、僕たちの会社で運営中のサービスからの具体例です。?

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