第51話 GREEやハンゲームの場合
日本のゲームサイトとして成功したハンゲームもYahoo!Japanとの提携によって韓国から日本への進出に成功したと言えます。Yahoo!ゲームとして日本で成功した上で本家のハンゲーム(http://www.hangame.co.jp/)の方がゲームのバージョンアップが早かったり、ゲームの種類を豊富にすることで利用者を伸ばしていきました。
携帯サイトでいえば、ケータイゲームサイトのGREEがSNSとしてはmixiに大きく水を空けられていましたが、auをパートナーとして選択した上でサービスをSNSからゲームサイトに変更してから大きく成功しました。これはauユーザーが多く流入したことによってサービスの魅力が増したものと考えられます。
あのマイクロソフトも最初はIBMへMS-DOSを提供するという提携によって力を付けました。
こういったダイナミックな提携ではくても、対等に近い関係の会社が共同でサービスを開始するということもアイデアの一つです。
開発はこの会社、販売はこの会社といった事例は非常に多いですし、最近はメーカーも自社工場で製品を製造せず製造請負会社と組んで展開するケースも増えています。
またゲームソフト開発会社がどのゲーム機向けにソフトを開発して、提供するかもパートナーの選択と言えるでしょう。任天堂と組むのかSONY、もしくはマイクロソフトと組むのかによって成功の可能性が変わってくるわけです。
※次回は、僕たちのサービスにおける事例をご紹介します。
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