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ヒラメクトップ第9章 アイデアの実

第52話 売上分配によるパートナー提携

掲示板ミクルの場合も優秀なパートナーとの出会いがあったから始めることができましたし、成功していると言えます。

簡単に事例を紹介いたしますと、我々は運営、開発、企画という3つの役割を担う会社が提携し、それぞれの貢献度に応じて報酬の分配を決定しました。

例えば、40%:40%:20%といった具合に売り上げを分配しますし、その分配率に応じて経費も分担するわけです。

これなら小さな会社や個人でも低リスクで新しいサービスを始めることができるわけです。

しかしながら、この開始のアイデアはメリットばかりではありません。

報酬のバランスが上手く取れずに関係がギクシャクしてしまったり、どこかが力を入れないようになってしまったり、責任の所在が曖昧であるために問題が発生したり、本来発揮すべき力をセーブしてしまうこともあります。

また、成功したとしてもメンバーが複数のアイドルユニットやバンドのように売り上げを分配しなければいけませんから、3社で開始するなら3倍の成功をしなければいけないわけです。

成功してから悩めば良いことですので、そのような悩みが起きるくらい成功すると良いですけど。

※次回は、開始のアイデア【プロモーション】についてお話したいと思います。

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