第10話 メガなら何でも良い?
メガマックもメガ牛丼もヒットしたわけですから、食べ物全てにメガを付けてもヒットするのでは無いでしょうか?
実際にメガ付けてみますと、メガカレー、メガカツ丼、メガ天丼、メガスパゲティ、メガうどん、メガそば、メガ鰻丼など何でもメガを付けられますね。
実際に大手ファーストフード店やコンビニで残っているのはメガカレーくらいで他はありません。いったい、何故なんでしょうか?
実はメガマックの分解を更に進めなければ見えて来ないアイデアの種があるのです。
【メガマック】を分解すると【メガ】【ハンバーガー】に分解できましたが、【ハンバーガー】を更に分解すると【ビーフパテ】【バンズ】【レタス】【チーズ】【ソース】などの種が見えて来ます。
【メガ牛丼】は【スライス肉】【タマネギ】【ご飯】【たれ】に分解できます。
【メガ】についた【良い羽】は実はこれらに共通する【ビーフパテ】と【スライス肉】を更に分解して産まれる【牛肉】というアイデアの種に付いていると分析できます。
日本中で見られる【食べ放題】というアイデアの種で生き残っているのも【焼き肉】【すき焼き】【しゃぶしゃぶ】など【牛肉】がポイントになっているケースが多く、恐らく【牛肉】をお腹いっぱい食べたいという欲求が高いのでしょう。
【カツ】も【天ぷら】もお腹いっぱい食べたいニーズはあるのでしょうがどちらも食べ放題店が一般的ではないように油で揚げるという揚げ物を日常的にたくさん食べたいとまでは思わない人が多いと判断しているためと考えられます。個人的にはエビ天が5本の天丼は食べてみたいですが問題は価格でしょう。
【うどん】も【スパゲティ】もメガが奮わないのは、炭水化物である麺がメガになると【太る】等の【悪い羽】も大きくなるからです。あり得るとすると、この理論で言えば【メガ肉うどん】【メガ肉そば】【メガステーキ丼】となりますね。
※次回は、どうしてこんな本を無償で配信しようとしているかのお話です。
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