第6話 アイデアは「無」から産まれる?
実は恥ずかしながら2007年夏までは私自身もどうやったらアイデアが出てくるかも分からなかったのです。ふとした瞬間に産まれてくるものだと思っていましたし、紙に書いて論理的に導き出すという方法もありませんでした。
しかしながら、この数年、毎日のように沸いて出てくるアイデアは何故出るのか、どうやって出てくるのかに着目して、アイデアが出る時の頭の働き方を見つめ直してみました。
逆のことも調べてみました。
『何故みんなはアイデアをヒラメクことが少ないのか』という点についてです。
自分の分析で徐々に分かって来たのは「無」から突然出てくるものでは無いということでしたり、自分にはヒラメク習慣が身についているということだったりです。
また、逆にヒラメクことが無い人はヒラメクような頭の使い方をあまりしていないのではということです。失礼なものの言い方かもしれず恐縮ですが、頭が悪いとかそんな話ではありません。
良く耳にする「右脳」との関係はどうだろうかとも考えてみたりもしました。脳科学的にも素人なりに自分の頭で考えてみたのですが「アイデア」と「右脳」の関係も無さそうだとの結論に至っていますのでこの本では「右脳」という言葉は出て参りません。
「論理的思考を司る左脳」と「イメージ力を司る右脳」という区分が出来るとしても単純に左脳と右脳の関係性のみではどうも説明しきれません。その点についても詳しく説明をさせて頂きまして理解を深めて頂ければと考えております。
※次回は、ヒラメク時には既に頭の中にアイデアが存在していたというお話です。
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