第17話 問題を解決する
目の前で生じている問題に対する解決策にもアイデアが求められることが多々あるかと思います。問題を抱えていない人なんてまずいないわけで我々は常に問題解決のためのアイデアの必要性に迫られているといって過言では無いと思います。
特に社会生活や会社や家庭内での活動という仕組みにはアイデアは欠かせません。
次から次へと問題が発生するものなのですが、その都度、会議が開かれたり、みなさんが頭を悩ませたりされることと思います。解決策が見つからずに困惑されるケースも多いかと思いますが、逆にアイデアによって困難を乗り切られたという経験をお持ちの方も多いことでしょう。
日本の法的、行政上の問題を一気に解決してしまうアイデアとして素晴らしいなと感じたもので「構造改革特区制度」があります。
この制度は、申請が必要ですが特定地域だけ障害となっている基本法の縛りを取り払い特区制度で認められた権利を認めるというもので既に日本中の様々な地域で申請され、実現しています。日本には様々な法律や規制があることで社会や経済を正しく運営させるようにしていますが日本中の全ての地域に適用されることにより逆に成長の妨げになっているケースも少なくありません。
この制度はそれぞれの法律を根本的に見直し改訂することをせずに特定地域のみに特例を認めるという仕組みなのです。構造改革特区制度を用いて新しい試みをすることもアイデアが必要ですがこの制度自体が非常に優れた画期的なアイデアです。
このケースでは「構造改革特区制度」も問題を解決するアイデアですし、「その制度によって誕生した特区」も大切な問題解決アイデアであるわけですね。
※次回は問題解決とも似ていますがトラブルを未然に防ぐアイデアについてです。
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