第8話 持ち回りイジメ制度の結末は?
前回は、逆転の発想の例として、イジメ問題を小さくするために逆にイジメる仕組みを作ったという持ち回りイジメ制度についてお話させて頂きました。
今、告白すると改めてみんなにいじめられそうです(笑)が、実は私はこの制度でいじめられていません。小学校2年生の時にみんなとふとしたことで大げんかをしたことがありました。小学校6年生の姉が教室に駆けつけたくらい大暴れしたケンカだったのですけど、確か数日間は大変でしたが、このときのことをいじめられたと主張して逃れ続けたのでした。
イジメは良く無いのは誰もが分かっていることですからイジメは行わないようにしましょうと先生は指導されていると思います。しかし、まさに逆転の発想によって、必ず誰かをイジメようというアイデアだったわけです。それによって、誰かを陰湿にいじめるということの無い、とても仲の良い友達との付き合い方を生み出すことができたのでした。
実際にどうなったかと言いますと一回り半ほどしたところで5年生になりまして、少し大人に近づいた小学生は「イジメという良く無いことは止めよう」となったのです。
私は、ケンカは強かったのですが、身体が小さかったし勉強ができる真面目なタイプだったので、イジメの対象になる可能性が十分高かった。そこで、それを回避するアイデアを考えたのでした。
小学校3年生から、アイデアを出すということの大切さを知る良い経験になりましたし、アイデアを出す喜びを幼い時に感じたことで、後々のアイデアマンとしての思考を生み出すきっかけとなったのかもしれません。
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://hirameku.com/mt/mt-tb.cgi/590
お書きの内容をみて、昔NHKで見た海外の番組を思い出しました。ご参考まで。
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/071021b.html