第27話 [A] ×[B]の発想
前回までたくさんの具体的事例で【アイデアの種】の組み合わせから新しい【アイデアの花】が産まれるということについて見てみました。
既に存在するアイデアを持ってくるだけでも良いと説明しました。とはいえ、オリジナルのアイデアをどんどん作り出したいからこそ、この本を読まれているはずですよね。
どのようになっているかをご覧頂くことで、"なるほど"といったヒントは得られても、いざ自分で考えてみるのは難しいものです。
改めまして[A]×[B]の発想をしっかりと実践編に入りましょう。
"組み合わせる"とか"持ってくる"とか"アレンジする"とか、言葉で言うのはは簡単かもしれませんが、実践するには、思考パターンにちょっとした"勘違い"や"裏切り"が必要なのです。ですが、こういったことは論理的思考に慣れてしまっている人にとっては、ある意味ですが気持ちの悪い行為と言えるでしょう。わざわざ物事を間違って捉えようとする行為ですので、特に真面目な方には難しいかもしれません。これ故に頭の良さとアイデアの閃きには、逆の相関関係があるのではと気がつきました。では、そういった賢明な頭をお持ちの方も、物事を何でも素直に捉えてしまう普通の方にも、誰にでも可能なアイデアの引き出し方をご紹介したいと思います。
※次回は少し頭を柔らかくしてもらうためのお話です。
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