第36話 『日経新聞でヒラメク』......見出しの活用
最も簡単で、最も効果的な「アイデア閃き訓練法」をまずはご紹介します。?
ノックを受けるかのように、何回も何回も繰り返しアイデアを出す作業を行うことが非常に重要です。ですが、そういった機会は、ただ待っているだけで、向こうからやって来るものではありません。しかし、実は身近なところに、いくらでもそのチャンスが転がっているのです。
もし、あなたがビジネスマンでしたら、私がお薦めできるのは日本経済新聞、もしくは日経産業新聞を読むことです。もちろん、そんなことは既にやっているという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
新聞は、毎日のように、新しい事業の開始や新しい会社の誕生など、訓練のための記事に事欠きません。
では普段と何が違うかと言いますと、新聞の「読み方」が少し異なるのです。
新聞には必ず見出しとなる部分が大きな文字で目立つように書かれています。普段新聞を読む際にその見出しに目を通しているのは、恐らく、その記事を読むかどうかを選択するためだと思います。
しかし、アイデアを出す訓練を行う際は、ここで少し異なる作業をする必要があります。興味があるかどうかに関わらず、それが何らかの新しい取り組みである場合、見出しだけを読んだ状態で、その記事の中身を、あなた自身でイメージしてみてください。
新聞を読むという行為を、アイデアが閃くようになる訓練であると仮定しますと、普段の読み方は、常に、頭で考える前に回答を見てしまっているようなものです。
普段からの読み方を、いきなり変えるの難しいかと思いますので、次回から二回に分けて、具体的にどのように考えていけばよいのかをご紹介します。
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