第58話 花にするお題:その4(もし○○さんに説明するなら......)
想定した誰かに何かを伝えようとする。
これも無理矢理の仮定方法ですが、誰かに何かを頼まれたとして、その役目を果たそうとしてみるといった方法です。
例をいくつか挙げてみましょう。
「あなたは首相官邸に呼ばれました。首相から、この日本を良くするインターネットサービスを日本政府として考えているんだが、あなたに是非ともアイデアを出して欲しい。普段、考えている良いアイデアは無いものかね。」
そんな感じで状況だけ作ってしまうわけです。ちょっと、例が壮大すぎると感じられるようでしたら、
「今度、Googleの日本法人に面接に行くことになりました。その面接において、面接官から自分が考えた新しいインターネットサービスを一つ挙げてください。と、言われました。さて、あなたは......?」
とまあ、このような感じです。これも少々、レベルが高いですかね。ですが、あくまで想定の話ですので、普段の思考回路には存在し無いような程度の刺激が大切なのです。
こういった形で、少し緊張して大きな視野で考えてみるという状況を想定して、その時にぱっと思い付いたものを兎に角挙げてみることが大切です。すぐに出てこなくても大丈夫です。この方法も誰かとペアで行ってみても良いかと思います。
次回は、花にするお題の最終回です。
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