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ヒラメクトップ第8章 アイデアの花

第59話 花にするお題:その5(もし○○と○○を掛け合わせたら......)

アイデアを求めておられる方の中で、例えばですが、コーヒーと紅茶を混ぜて飲んだことがある人がどれ位いらっしゃるでしょうか?

コーヒーにミルクを入れてカフェオレにして飲んだり、紅茶にミルクを入れてティーオーレとして飲んだりといったことは、ごく普通のことですよね。そのようにすることに何の抵抗も無いでしょうし、当たり前だと思っていることでしょう。

では、コーヒーに紅茶を入れたらどんな味になるんだろうか? コーヒーにティーオーレを入れたら美味しいだろうか?

そんなことをするどころか、こんなことを考える人は変わっている人だ、と感じることすら、既成概念に固められた脳になっているという証拠かもしれません。

やってみられると分かりますが、味はコーヒー紅茶です(笑)。悪くはありませんが、頼もうとは思わないかもしれません。ですが、色々な種類や配分、ミルクとのバランスまで試してみれば、もしかするとおいしいティーコーヒーが誕生するかもしれません。どなたか是非、トライしてみてください。

アイデアというものは、全くの無から産まれるわけではありません。

「木をこすり合わせると摩擦熱が生じて火が熾せる」

こすり合わせる木なんて常に存在していたかと思いますが、それをこすり合わせてみた人がアイデアマンですよね? 原始時代に生きていた人にとっては画期的なアイデアだったでしょうし、効率的な「種火の起こし方」といったアイデアも、現代社会に置き換えますと高い値段で販売できるアイデアだったのかもしれません。

様々なアイデアが世の中に溢れ、有効に活用できている現代では、あらゆることを解決するためのアイデアも既知の物となっていることが多いわけですが、既成概念にとらわれず、どんどん掛け合わせてみてください。もらえればと思います。

さて、このお話で、『アイデアの花』の章は終了です。花にするためのお題や訓練法、具体的な事例などを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。こういった考え方に慣れるまで、最初は大変かもしれませんが、是非、訓練してみていただければと思います。

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