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ヒラメクトップ第6章 アイデアの習慣

第10話 頭は使っているはずなのに

脳の1%も使っていないということは私が言い出したことではありませんし、この本を読んでおられる人が頭を使っていないと馬鹿にしているわけでも決してありません。

お解りだと思いますが、アイデアが閃くような頭の使い方を、普通の人はしていないということを述べているのです。脳の使い方に決定的な違いがあるのです。

例えばですが、私が今この文章を考えてパソコンに文字を入力しているこの瞬間に、iPodから流れる音楽を聴き、リズムを感じ、自分の好きな何度も聞いているその曲を口ずさみながら、自分の居る周りの状況も把握しながら、且つ新しい内容を文章としてどんどん産み出しています。果たして私の脳は一体、いくつの仕事を同時に処理しているのでしょうか?

こういった複数の作業の同時処理と記憶域からの同じ情報の取り出し、そして新しいことのアウトプットという頭の使い方が重要なのです。何ともややこしいことを言っていしてすみません。

同じ頭を使うという状態も、何らかの情報をインプット(入力)している瞬間とアウトプット(出力)している瞬間とは、アイデアの閃きという観点では大きくことなっています。

今、こうして、この文章を読まれている瞬間というのは、情報のインプットという作業ですよね。私が何時間も掛けてアウトプットした情報を数分でインプットされているわけです(若干、イヤミが入ってますね)が、このインプット作業は誰もが慣れ親しんでいますし、複雑な脳の動き方は必要ありません。

文章を読むといったインプット作業では、淡々と情報が処理され、自分の知識の中に入れるかどうかの判断をしつつも受け入れるということを、ほとんど無意識のうちに進められていることと思います。

とは言うものの、インプット作業もアウトプット作業も、同じ頭の中で起こっている出来事であり、頭を使っているという意味においては全く同じかもしれません。

※次回は、このインプットとアウトプット作業について、もう少し詳しくお話したいと思います。

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