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ヒラメクトップ第6章 アイデアの習慣

第34話 信頼しないと考えは話せない?

前回、見ましたように「考え」を話すという行為は二人だけの時が多いかと思います。しかも、余程信頼関係がある人に限られていると思います。

私は社会に出てから、会議をしている時に不思議に感じたことがあります。

自分が考えや意見を述べたとしまして、それが否定されるということを受け入れられない人がいらっしゃるのです。まだ、そういった人はマシだとして、自分の意見すら述べることが出来ないという人があまりにも多いのです。時々なら良いのですが、ほとんど意見を言わない人の割合の方が日本人の場合においては非常に多いです。この事は外国人と一緒に仕事をして初めて強く実感しました。私にとっては外国人とミーティングをする方が何倍も有意義なものだったのです。

ですが大抵のケースでは、「考え」が無いわけではないようです。、発言を促すと「考え」を述べることも多く、自分が発言した時のリスクを回避しようという考えが意見を出さない一因だと思います。意見を言って間違っていたり、否定されたりすると恥ずかしいという気持ちや不快感を感じたりすることが、経験として少なくないからかもしれません。学校で発言する時は必ず一つしか無い正解のみを答えさせられることが多かったでしょうし。

この事例から読み取れるのは、「考える」ということや「考え」を述べるという行為に私たちはあまり慣れていないということだと思います。

※次回は、人に考えを話すことによる効果について考えてみましょう。

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