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ヒラメクトップ第6章 アイデアの習慣

第35話 人に話さなければ始まらない

「考える」という行為を習慣づけ、考えることができる脳にするためにも、とにかく人に考えを話してみることをお薦めいたします。頭の中では筋が通った話と感じていることも、いざ人に話してみるとうまく伝えることができないことに気づいたり、矛盾していることが分かったり、まだ理論が整理されていないということなどもあるかと思います。

例えば、しっかりした意見、考えになっていなくても「○○ってこう思うんだよなあ」と考えのきっかけになることでも話をしてみると、話した相手からも考えが返ってきたりもします。何度も繰り返しているうちにその考えはしっかりとしたものに必ずなってきます。

未完成な考えではアイデアの種としては機能しません。人に話すことによって未完成部分を埋めることでアイデアの元となる種にしていくわけです。

自問自答でもできそうですが、人に話すという時の緊張感が頭の中を一瞬にして活性化します。普段はできなかった発想ができることがありますし、人から指摘を受けたり、人の考えを取り入れることで考え自体が少しずつ強化されて行くのです。

人に考えを話すという習慣は、様々なことに対して自然と考えようということが習慣付くことにもなります。

※次回は、何を聞いても「的確かつ自分の考えを含めた答えが返ってくる人」について、分析してみたいと思います。

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