第37話 立場が変われば考えが変わる
ある人が管理職になった瞬間に言動や行動に変化が見られたなど、立場によって答
えが変わってくるといった身近な事例に接したことがあるかと思います。
つまり自分の考えの流れを把握し、例えばですが、より素晴らしいと思える自分になれるようコントロールすることもできるはずだと考えています。
例えば、会社の社長や部長など社会的責任が強くなった人が、多くの人から意見を求められるようになると発言する内容に徐々に重みが出てくるなど、明らかに会社を起業したり社長に就任する前よりも簡単な言葉で言えば立派になります。
私の周りの社長にヒアリングしてみたところ、社長自らが、会社内で最もアイデアを出しているケースが多いようです。
これは、人から意見や考えを求められるため自分の考えを述べる機会も増えますし、実際に考える時間も増えることに起因するのでしょう。社長になると自ら考えない限り会社は成長致しません。そこで「考える」という素地ができ、また部下や取引先などから「考え」を求められ、更には人を動かすために「考える」という行為を繰り返して、自らの「考え」を伝える努力をするようになります。
そういった日常的な行為の繰り返しの先にアイデアを産み出すという素晴らしい能力が身についてきているのです。
人はその立場がふさわしいからこそ、然るべき立場に就くということもあるでしょうが、立場がその人を作り出すということも必ずあります。
※次回は、「思いこみ」と「アイデアにつながる物事の見方」の関係についてお話します。
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福井さん こんにちは。
最近、読ませて頂いていて
そう!そう!
と共感することが多く、
心で握手しながら読ませて頂いてます。
立場が下になれば
今まで出来てたことも出来なくなるようになりますね。
以前、外人と働いていた時は
なんて居心地いいんだろう!
自分の意見を言っても非難されないなんて。
って、感動に違いものがあり、
休み時間にいろいろな会話を楽しんでいました。
今は、日本の企業で古い体質なので
会社で本当の意見を言う私は
あまり出世できていません(笑)
ですから、本当に思っている会話は
「二人の時」かつ「信頼おける人」
と必然的になっていたので
ホントそう!そう!
と共感すること多かったです。
自分が何かしなければと思っている時に
このヒラメクに出会って読ませて頂いてます。
頭の体操しなくっちゃ!
らいおんさん、こんにちは。返信遅くなってごめんなさい。
「心で握手しながら」読んで頂いているとは、とてもうれしいです。
自分の考えを気軽に言える環境が普段の仕事上だったり、家族とだったりすると良いのでしょうね。
ということは、そういった環境を作るための【アイデア】が大切になるのだと思います。
1つアイデアを。
僕は自分の会社で社員全員に【会議の仕方】をレクチャーします。
間違っていることを発言することの大切さや、勇気を持って反対意見を言うことの重要性や、話が脱線しても問題ないことなどを全員で共有します。
すると、発言の幅が広がり、積極的に自分の考えを発言するようになりますね。
例えばですが、僕が社長でありながら、意見が却下されることがしばしばです。自分の意見より他の人の意見が優れていることを認める潔さも必要だと自分に言い聞かせないといけませんけどね(笑)。
是非、ヒラメクで頭の体操して下さい!