第38話 アイデアの花は物事を人と違う見方をした時に始めて咲く
トリックアートというものは、誰もが一度くらいは目にされたことがあるかと思います。最初はグラスの絵だと思って見ていたら、だんだん女性が見えてきたり、動物が見えてきたり。
人は思い込みがあるので、一度見えた姿でその物事を見てしまうようです。
まさにこれはアイデアにも同じ事が言えます。
誰もが当たり前だと思っていること、普段から何気なく行っている行動、既に便利だと思っているサービスなど、トリックアートを見る時のように、違う見方をしようとしなければ見えてこないものがたくさんあるのです。
この「まだ新しいアイデアがたくさんある」という事実にも気付いていない方がほとんどでしょうし、申し上げたようにアイデアは陳腐化していくので、美味しくなくなっていく前に新しく生み出す必要があることも、普通は意識されておられないかと思います。
会社の活動であれば、売上や利用者数などに反映される部署はまだ分かりやすいでしょうがカスタマーサービス、法務、人事、労務、会計など、総務的な数値化しにくい業務については、変化を捉えることが難しいために従来の方法に固執しやすく、新しいアイデアを取り入れたり、生み出したりすることが極めて難しいかもしれません。
常にあなた自身が全く新しい仕組みのあり方や考え方など、アイデアを生み出す可能性があることを意識しているだけで物事の見え方が変わってきます。
トリックアートも違う見方が出来ると知らなければ隠れている絵を探さないように、違った見方が出来ることを知っていれば、これまで気付かなかったことに気付かされることでしょう。
※次回からは、「脳のマルチタスク化」について、お話をしていきたいと思います。
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初めまして。
何気にROMっておりますフクイ凛と申します。
トリックアート…
オイラの頭で一番分かりやすかった内容でした。
アイデアではないですが想像を膨らますという点では唯一出来てるなと自負しているのが『直樹さんはどんな男性だろうか?』と想像を膨らましたり、直樹さん像を作って雑談するのがやっとです…
滅多に頭は使わないので今後も使わないかもですが少しは使ってもよいかな?と思えるよになりましたww
秘かに応援しておりますので頑張って下さい♪
ではまた…
フクイ凛さん、初めまして。
ROMって頂ける方がいらっしゃるのはとてもうれしいですし、継続して行きたいという気持ちが生まれます。
今後ともよろしくお願いします。
【アイデア】は毎日数分単位でもヒラメクものなのだということを何とかお伝えしたいんですよね。
あ、もうすぐ僕とイラストレーターの秋山先生との対談ページを公開します♪
恥ずかしながら写真もありますので、想像とどれだけ乖離していたかをお楽しみ下さい(^O^)/