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ヒラメクトップ第6章 アイデアの習慣

第54話 お笑いの世界でも(小島よしお・明石家さんま等)

「そんなの関係ねぇ?、そんなの関係ねぇ?、はいっ、おっぱっぴー♪」

この文字を見られただけでもあのメロディに乗せてしまいますよね?
ご存じの通り小島よしお氏(サンミュージック所属)がユーキャン新語・流行語大賞2007で入賞もした代表的なギャグです。

で、実際にももっと長くて、
「ア、ソレ、ア、ソレ、ア、ソレソレソレソレ、○○○○○、でもそんなの関係ねぇ! あー そんなの関係ねぇ! あー そんなの関係ねぇ!」
海パン一丁でコブシを降り下げている彼の姿までイメージできませんか?

メロディ、アクション、極端なコスチュームなどがアクセスキーとして働いているのでしょう。

一気に人気をあげ、多くの人の心に残るのに十分な要素を備えていたのだと思います。

少し古いお笑いの世界では、
「あほちゃいまんねん、ぱーでんねん、ぱぁ?」といった明石家さんま氏が手を横に広げる姿が出てきますでしょうか?
「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」これは西川のりお氏の腰の動きが出てきますか?
「コマネチ!」ビートたけし氏のあの姿が出てきますよね?
ここ数年では、
オリエンタルラジオの「武勇伝 武勇伝 武勇デンデンデデンデン」、レギュラーの「デュデュビデュバデュビ、ハィ、ハィ、ハイ、ハイ、ハイ、あるある探検隊!あるある探検隊!」、エド・はるみの「グぅ?!」、世界のなべあつの「いち、にぃ、さぁ?ん」もかな?

メロディだけでなく、テンポ、表情そしてアクションによって印象づけ、記憶から引き出しやすくして、広く覚えてもらっていると言えます。

アイデアも心の中に刻まれたことが複数引っ張り出された時に花が咲くわけですから何かアクセスキーを持たせることが大切という感じがしませんか?

※次回は、文章を書くためのアクセスキーについて考えます。

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