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ヒラメクトップ第6章 アイデアの習慣

第61話 感情の羽を複数持たせる習慣

何故、こんな自分の話を持ち出したかと言いますと、世の中には実に様々な性格の人間が同じ地球で生活をしていて、その時の気分などでも考え方、感じ方も変わるわけですから、自分の生み出したサービスなどのアイデアに対してどのように捉えるかは千差万別ということを知る必要があると考えているからです。

そもそもアイデアを出す時にはあらゆる角度から物事を捉える必要があるのですが、その時に大切なのが様々な立場、考え方の人間として見ることができるかということも大切だと考えています。

普通の人と言っては失礼かと思いますが、敢えてそういう言葉を使いますと、普通の人は考え方が凝り固まっています。自分が見ている方向で物事を見ていることが多くて......ということは、当たり前ですが視点を変えて見てみるということができなければ考え方も凝り固まってしまうでしょう。当たり前のことを言ってますよね。

自分の視点を変えてみる、立場を変えてみる、誰かになってみるといった方法を発想法のお話の際に少し説明をしましたが、これらはアイデアを出す時だけでなく、毎日の中でそういったことを意図的に作り出すことも大切だと考えているのです。

独身男性の一人暮らしですと一人で居る自分と仕事をしている時の自分といった2つの面しかありませんし、その二面性も無くほとんどは同じような思考をしているかと思います。物事のとらえ方が一つしか無い可能性が高いです。

結婚して子供が出来たとしますと、いきなり大きな変化が待っています。普段の自分と配偶者としての自分と親としての自分とが存在するはずです。これに会社で部下を持つようになるなんてことになると最大四つの自分になるかもしれませんし、趣味仲間と一緒にいたりすると更に一つ増えるかもしれません。

こういった多面性は意外と一日のサイクルの中に多数取り込むことができます。寝起きすぐ、午前中、昼時、午後、夕方、帰宅後、寝る前といった7つのタイムゾーンがあり、それぞれに違う自分を当てはめることも実は可能です。もっと細分化することも可能なはずです。

※次回は、感情の羽を複数持たせるために効果的なトレーニング方法をご紹介します。

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