第23話 イメージ力アップ術(見えない部分を補う)
その3:見えない部分を補ってみる
例えば、あなたの目の前に壁があって一部分だけ向こう側が見えないとします。その見えない向こう側という欠落された情報をイメージによって完成させて下さい。椅子があったり、人がいたり、テーブルがあったりと、見えないものを明確にイメージできるまで想像力を働かせてみて下さい。アイデアというのは、「本当は存在している当たり前のことに気づくこと」であることが多いものです。普段からイメージのトレーニングをしてみて下さい。
その4:自分の顔を思い出す
あなたは一日に鏡を何回見ますか? あなたはあなたの顔を誰よりもよく見ていると思います。さて、あなたはあなたの顔を明確にイメージできますか? 今、やってみて下さい。恐らく目を閉じた方が良いと思います。どんな目をしているか、今、どんな髪型をしているのか、どんな唇の形だったかなど鏡を見て完全に正解するまで繰り返して何度も何度もイメージして下さい。
その5:客観的に自分を見る
自分の顔を思い出せるようになったら、今度は今のあなたを他の誰かが見ているかのようにイメージしてみて下さい。実際にあなたにはあなたが見えないですから最初は鏡を見ながらでも結構ですが体型、表情、服装すべてをイメージできるようにして下さい。
次回は、イメージに「方向」という概念を加えたイメージ力アップ術をご紹介します。
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