第28話 前頭前野の鍛え方
第6章アイデアの習慣でも少し触れましたが、アイデアの閃きには、前頭前野の働きが大きく影響しています。
そして、その前頭前野を鍛えるのには次の5項目が良いと言われています。
1.単純計算、2.音読、3.料理、4.楽器演奏、5.会話
どれも私が申し上げるイメージ力や考える力と関係しているものばかりのようですが意味不明ですよね? これらの何がイメージと関係あるのかを説明して参りたいと思います。
1.単純計算
これは文字通り次のような
・2桁の足し算や引き算
・2桁と1桁のかけ算
といったレベルのものが該当するかと思います。最近は百ます計算など様々な単純計算の学習法があるようですが、一桁足す一桁よりは、二桁で位が上がったり下がったりするくらいの計算が混じるのが効果的です。
あなたが取り組む上で、どの程度の桁の計算をするのが良いかの判断基準は、答えを書く時間と回答を出せる時間が同じかどうかです。ここで「1繰り上がってここが3になって......。」といった計算して考えるという時間が発生する段階で単純計算では無いとお考え下さい。
もう少し説明しますと、単純計算とはイメージ力で回答が可能な計算であり簡単な計算とは意味が異なります。
※次回は、イメージ力で回答が可能な計算とは何かをご説明します。
トラックバック(0)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://hirameku.com/mt/mt-tb.cgi/776