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ヒラメクトップ第7章 イメージの力

第33話 楽器演奏とイメージ力の関係

4.楽器演奏

楽器を演奏する前には、音程を合わせるためにチューニングという作業が必要です。どんな楽器でも室温や楽器の温度などによって音程が変わってしまいます。弦楽器であれば、弦の閉め具合によって変わることはご存じですよね。小学校の時に吹いていたであろうリコーダーもつなぎ目を若干伸ばしたりして音程を変えることができます。

実はこのチューニングにおいてもイメージ力が問われてきます。

一般的にはチューナーという音程が完全に合っている道具を使ったり、チューニングのための笛を使ったりします。チューナーはC(ド)の音を出してその音の高さがぴったり合うようにするのですが、メーターの振れで確認することが可能です。しかしながら慣れてきますとチューナーからCの音を出して自分の音との高低をイメージ力によって合わせていくのです。その次の段階では自分の頭の中にイメージできる完全なCの音に合わせるという具合です。楽器にもよりますが、出す音によって音がずれますので口を強く閉めたり緩めたりして音程を調整するのです。これは演奏中にも意識する必要のあることで、回りと自分の楽器の音程が合っているかは常に意識しておく必要があります。通常は楽器が温まりますと音程が高くなっていきますので徐々に低い設定に戻して行かないといけないわけです。

また、では実際に演奏しようというときには、指揮者やドラム、周りの人と音やリズムなどが合っているかを感じながら指と口を動かす必要がありますが、これにも音のイメージ力が大切です。

そして更には指を動かすという手先、指先を使うと言うことが前頭葉を活性化させる重要なポイントになります。

※次回は、脳を鍛えるゲームをご紹介します。

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