第39話 ブランド力も無いベンチャー企業
すっかり婚活本のようになっていますが、ビジネスや就職活動など、必ず相手がいる行動に全て通じていまして、どんなケースにおいても準備のアイデアが大切なのです。
相手に求めるものを吟味することも大切ではありますが、己を知ること無くして相思相愛になることは極めて難しいのです。
相手を知り、また、己を知る。これこそが準備のアイデアに必要なことですが、難しいのが自らの欠点となる要素です。
第38話の例では、ある意味【出不精】が欠点となりましたが、これは相手次第で変化しますので、それが良い面になることもあり得ます。
僕が初めてインターネット上でビジネスを始めた時に意外に感じたとこは、ブランドも何も持っていない弱小企業が提供するサービスを、多くの方がごく普通に利用してくれた点です。
始めるまでは、顔を合わせるわけでも無い利用者の信頼をベンチャー企業が築き上げることは困難ではないかと考えていました。まだ1997年のことですから事例も多くありませんでしたので、そんな風に考えていたわけです。
つまり、【ベンチャー企業】【少人数】【ブランドが無い】【実績が無い】【物理的なオフィスが無い】などのことが欠点だと考えていました。
※次回は、この経験が元になって見つかった、一つのアイデアについてのお話です。
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