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This Week's Topics

第23話 「考える」とは?

さて、アイデアという言葉の持つ様々な意味を詳しく考えてみましたが、今度はアイデアを「考える」の「考える」とはどういう意味なのかを見てみましょう。   実は普段何気なく使っている「考える」というのは様々な意味を持っています。動作には歩く、走る、飛ぶなど様々なものがあることを考えますと「考える」という動詞は「動く」に近い言葉で頭の中で生じるあらゆることを包含した動詞と言えます。   日本語では、考えるという行為が指す意味には、思う、推測する、推量する、見つける、気づく、比較する、探す、構成する、悩む、解くなど様々なものが含まれているようです。(※国語辞典には適した解説を見つけられなかったので国語学的には間違っているかもしれませんがアイデアを考えるという意味を理解するための解説とお考え下さい)   また、アイデアとしての考えるという意味は、自分の脳にアクセスする(思い出すの意味に近い)、自分の脳に情報を書き込む、自分の脳に問いかける、自分の脳に指示を出す、記憶を引き出すといったことが重要だと考えています。   それでは、例を挙げて違いを見てみましょう。例えば、 「この文章問題を考える」なら文章を読んで出題者の意図を見つけるという意味でしょうし、 「...

第22話 不可能を可能にするもの

何だか大げさな項目ですがどこにも該当しなかったので説明致します。アイデアによっては不可能を可能にしてしまうこともあります。   映像を見せる→テレビ、記録された映像を見せる→ビデオ、音楽を記録し聞かせる→レコードと蓄音機、歩きながら音楽を聴かせる→カセットテープと携帯音楽プレイヤー、離れた人と会話させる→電話、歩きながらでも誰かと会話させる→携帯電話   家電製品で考えればこんな感じですがもっと遡れば、言葉、文字、紙も全てアイデアの固まりによって様々な物事や考えを他の人に伝えることを可能にしたものです。   また、インターネットの世界でもロボット型の検索エンジンの登場でネット上の様々な無限とも言える情報へのアクセスを可能にしました。そもそもインターネットの仕組みもたくさんのアイデアの集合体でこれまで不可能だった様々なことを可能にしてくれました。   人が不可能だと思っていたこと、例えば空を飛ぶといったことでさえもアイデアは可能にしてくれるわけですから皆さんが悩んでいたり、こんなことできないかなと思っている全てのことを可能とするアイデアが存在しているかもしれません。   民間人の宇宙旅行ですら実現するわけですから、タイムトラベルや瞬間移...

第21話 新しい価値を生む

アイデアによって元々持つものに新しい価値を生むということもよく行われています。   例えば、空いている土地に簡単に設置できる駐車場管理システムを導入して次の建物を建築するまでの期間を駐車場にして収益を得るという事業もアイデアとして身近なものかと思います。   利用方法を変えることによって新しい価値を生むということもありますよね。   例えば、CDのきらきら光るディスクが鳩よけに使われたり、2リッターのペットボトルが猫よけに使われたりといったように本来の利用方法とは異なる別の使い方がされるのもアイデアと言えます。   何かと何かを組み合わせることで新しい価値を創造することもあります。   私もよく利用する百円ショップにはそのヒントがたくさんありますね。   格子状の鉄のワイヤーと結線バンドとを組み合わせて様々な収納グッズやインテリアグッズになったりという収納の達人のアイデアをテレビ番組などで目にすることがあります。   また、「劇的、ビフォーアフター」という住宅リフォームのテレビ番組では住まいに関するアイデアが匠の技術として紹介されています。   狭い空間に頻繁に使われるアイデアが収納と壁面の構造補強として...

第20話 価格を下げる

価格を下げると表現しましたが家庭においては毎月の出費を抑える節約のアイデアなどはとても身近なアイデアです。また、産業界ではコストをカットすることによって販売価格を下げたり、利益を増やしたりすることはアイデア無しではなし得ないものでしょう。   例えばですが、作業効率を上げることで人件費を抑制して価格を下げたり、仕入れの方法を工夫したり、アウトソーシングの活用でコストカットするなどのアイデアによって価格を下げるといったことも多いかと思います。   アイデアによって価格を下げたことで価格競争力を付け、新規事業を立ち上げるということも多いでしょう。   例えば、1000円の散髪屋さん。髭剃りもシャンプーも無くしてしまい、更にはカットの時間も10分程度に短くしたことによって1000円という非常に安価にサービスを提供するというものです。場所も駅の近くや駅ナカに作ることで週末に行くものだった散髪を空いた時間の有効活用で済ませてしまうという新しいニーズとスタイルを掘り起こした素晴らしいアイデアですね。   価格を低価格で一定にして成功したのが100円均一ショップであることは誰もがご存じかと思います。通称100均は、日常的に必要な商品の購買だけでなく、100円...

第19話 効率を上げる

効率を上げるというアイデアは日常的に最も馴染みのあるものかと思います。生産現場などで多いアイデアによって作業、工程、ルーチンワークなどの効率を上げるというものです。有名な例としてはトヨタ自動車のカンバン方式も生産時の画期的なアイデアです。   カンバン方式とは多品種の製品を組み立てる際に一台組み立てるのに必要なパーツを同じ場所に収納することによって効率性を高め、ミスを減らすというアイデアです。以前のようにベルトコンベアーで大量の製品をパーツ毎に組み立てるという方式は多品種大量生産が必要な時代には合わなくなったため出てきた生産方式です。   身近な日常生活においても効率アップのためのアイデアはたくさんありますよね。   例えば、お掃除に軍手を活用するというのも立派なアイデアです。自らの手もモノを拭くために使えるわけですし、掃除のしにくいブラインドなんかは軍手をはめて手で掴んでお掃除するなんてことをされる方もいらっしゃるかと思います。こういったものは暮らしの知恵とか主婦のアイデアと呼ばれるかと思います。   アイデアは日々の暮らしでも重要なものかもしれません。 そういったアイデアはアイデアとまで意識せずに何気なく利用していることも多いと思います。 ...

第18話 ミスやトラブルを未然に防ぐ

ミス・事故・トラブルを無くすためのアイデアというのは誰もが身近に持っているのでは無いでしょうか?   忘れ物をしにくくするアイデアなど別に人に言うほどでは無いけどといったアイデアがあることと思います。   例えば、玄関に持ち物リストを貼っておき外出時にチェックしたり、私なんかは玄関で普段持ち歩く3つのもの、携帯、鍵、財布のある場所を右手で押さえるという習慣を付け忘れ物チェックをしています。   家に帰るまでの間に何か覚えておこうとする程度の忘れないアイデアとしては私は覚える必要がある時に右手の親指の付け根に赤ペンやボールペンで点を打った後にその点を見ながら覚えるべき事を記憶するようにしています。右手の親指は必ず視界に入ってくる身体の部分であり、そこに点を打ったことを忘れていても目に入ります。その点があれば、覚えておくことがあったというサインですから点を見た瞬間に覚えておこうとしたことを思い出そうとします。実はこれだけで100%覚えておくことができます。よく左の手の平などが埋め尽くされるくらいたくさんのメモがある人がいますがちょっと格好が悪い気もします。是非一度おためし下さい。   道を歩いていてもたくさんのアイデアが溢れていますよね。 &nbs...

第17話 問題を解決する

目の前で生じている問題に対する解決策にもアイデアが求められることが多々あるかと思います。問題を抱えていない人なんてまずいないわけで我々は常に問題解決のためのアイデアの必要性に迫られているといって過言では無いと思います。   特に社会生活や会社や家庭内での活動という仕組みにはアイデアは欠かせません。   次から次へと問題が発生するものなのですが、その都度、会議が開かれたり、みなさんが頭を悩ませたりされることと思います。解決策が見つからずに困惑されるケースも多いかと思いますが、逆にアイデアによって困難を乗り切られたという経験をお持ちの方も多いことでしょう。   日本の法的、行政上の問題を一気に解決してしまうアイデアとして素晴らしいなと感じたもので「構造改革特区制度」があります。   この制度は、申請が必要ですが特定地域だけ障害となっている基本法の縛りを取り払い特区制度で認められた権利を認めるというもので既に日本中の様々な地域で申請され、実現しています。日本には様々な法律や規制があることで社会や経済を正しく運営させるようにしていますが日本中の全ての地域に適用されることにより逆に成長の妨げになっているケースも少なくありません。   この制度は...

第16話 何かを便利にするアイデア

身近なものでは、アイデア商品とかアイデアグッズなどがありますがそれを使えば便利に何かができるという製品やアイデアです。   例えば、【テレビのチャンネル】+【赤外線通信】という2つのアイデアの種を組み合わせるとお馴染みの【テレビのリモコン】というとても便利な道具のアイデアが生まれます。今となっては当たり前すぎている道具も元々はアイデアの組み合わせであることをご理解頂けるかと思います。   【チャンネル】というアイデアの種を【電気のスイッチ】や【クーラーの操作ボタン】に変えると【電気のリモコン】、【クーラーのリモコン】という新しいアイデアの花が咲きます。   こういったアイデアが無ければですがテレビもわざわざテレビのあるところまで行って手で変更していましたし、電気もクーラーも手元にリモコンが無かったわけですから製品のところまで行く必要があったわけです。   これらに【様々な製品への対応】という新しい種を組み合わせると【マルチリモコン】というどんな製品でもコントロールできる万能リモコンができたり、それを携帯電話の赤外線通信を用いるというアイデアも生まれています。   またこういった家電における道具以外にも身近にアイデア商品が溢れているかと...

第15話 アイデアの種類

さて今回からはアイデアという身近なようで身近では無いかもしれない不思議な存在について細かく見て参りたいと思います。   アイデアと言いましても実は様々な種類があり、それぞれの意味も異なっています。   あなたも次の内容を見てしまわれる前に少しでいいので、どんなものがあるかをイメージしてみてもらいたく思います。     準備は、いいでしょうか? アイデアには次のようなものがあります。   ・何かを便利にするもの ・問題を解決するもの ・ミスやトラブルを未然に防ぐもの ・効率を上げるもの ・価格を下げるもの ・価値を生むもの ・不可能を可能にするもの   などが主なものです。もっと他にもたくさんあると思います。   【アイデア】と一口に言っても様々な意味があるわけでして、それらを把握しておかなければ、今どんなアイデアが必要なのかも分からないはずです。アイデアと言っても別のことを考えているかもしれませんよね。   それでは、次回から一つずつの内容について見ていきたいと思います。...

第14話 ヒラメかない人

前回、使えるアイデアがヒラメク仕組みを説明しましたが、恐らく閃かない人は仕組みを理解することも無く、土も耕さず、種を探さず、種も蒔かず、水もやらず、花も咲かせず、果実だけが実って欲しいと思っているのかもしれませんね。とはいえ、教えてもらったことも無いでしょうから無理もありません。   実際の美味しい果物はどの段階も欠けていては実がなることは無いでしょうし、一朝一夕でおいしく実るわけでもありません。   ただ、多くの人が上記のようにしているのも当然で、アイデアの実が実る上でそれを難しく、また、不思議なものにしているのは、どの種を蒔けばどんな実がなるのか分からないことであったり、実がなるのかさえも不確かであったりすることです。世の中で言うところの果物であれば、その果物の種を蒔けばいいのですが、アイデアは品種改良された農産物がそうであるように、たくさんの種類の種から育つ植物を掛け合わせて初めて産まれるものです。   とはいえ、どの種を蒔けばどの果物が収穫できるかが分かっていて、その果実が実ったとしても新しい発見はありませんからアイデアとは言えないわけです。   農業分野で様々な品種改良を行っている研究にアイデアの実を実らす行為は近いのかもしれません。...