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秋山:何かをすごくたくさん知っていないといけないんです。観察力が重要だっていうのはそこなんですね。そういう知識と知識が、お互い関係ないところでつながって、アイデアになるんです。飛行機と鳥とか。

飛行機を見て驚いたのは、飛行機の翼の内部に、紙で作られた部分があったんです。紙って電気を絶縁する機能を持っているし、丈夫じゃないですか。紙って案外弱そうで強い魅力を持っているものなんですよね。

地図(紙)の畳み方として考案した折り方で、ミウラ折り(みうらおり)というものがあります。1970年に三浦公亮(みうら こうりょう / 東大名誉教授)が考案した折方で、人工衛星のパネルの展開方法を研究する過程で生み出されたものなんです。またスタッドレスタイヤの切れ目(ミウラ折りサイプ)としても使われています。元々は紙をしわくちゃにして、そのしわを分類して集めて、構造を見抜いたところから作られたんですよ。そういう法則を理解したことによって、ミウラ折りが出来上がったんです。ようは、科学のアイデアも、ぼくらのアイデアも一緒なんです。仮説をたてて、それを証明することですよね。


福井:頭の中に仮説があるからひらめきもうまれる。ぼくらの会社は、コミュニティをやっているんですけど、何をみんなが求めていて、何をすると楽しいと思うのか。楽しいと思うだけではなくて、たまにはいやなことがあって、でもそれをみんなで乗り越えていくことで、みんなが結束していく。楽しいことだけじゃなくて、面白くもないことがありながら、それを越えていくことで、結束がうまれていくんですよ。

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