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其の十二:ネーミングの罠

秋山:教室というね、学び舎じゃなくてプラットフォームと呼ぼう。プラットフォームA、プラットフォームBと名前を付けよう。

福井:あ~・・・。うーん、なるほど。

秋山:駄目ですか?(笑)

福井:みんなが分かりますかね?

秋山:分からない(笑)

福井:先生、そもそも学び舎っておっしゃいましたけど、教える部屋ですよね。

秋山:教える部屋だよね。うん。

福井:それを学び舎にすることは、大事なアプローチだと思います。

秋山:学び舎というイメージを与えるためには、「教室」の「教」を変えなければなりません。しかし、言葉だけでイメージを変えるのは難しいから、まずは環境を変えると。

福井:ネーミングなんですね。

秋山:そう。だからネーミングが重要。

福井:支配されちゃうので。

秋山:そう!言葉に支配されてしまう。

福井:「教室」の本当の意味は「教える部屋」。ですが、実際には、もう習慣化していて、本来の意味ではない、別の意味に支配されている・・・


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